壁の言の葉

unlucky hero your key

漫画。

さて、ハンタが休載となれば、あたしにとって読むとこ無しのジャンプなのだが。 なんとなく執筆者たちの巻末コメントを眺めていたら、ONE PIECEを描いてる人が、松本大洋の『Sunny』を激賞している。 むろん鼻毛の先ほども異論はなく白旗あげて同意するのだ…

朝日新聞、慰安婦誤報 英文サイトに検証記事なし「お答えは、さし控えます」 zakzak by 夕刊フジ ↑ ああ、やっぱりか。 これからは朝日の取材への答えに窮した際にはこれ使えばいいのね。 「お答えは、さし控えます」 夏休み中のちびっこたち、 こんな大人に…

『セクシーボイスアンドロボ』感想。

黒田硫黄著『セクシーボイス アンド ロボ』#1、#2(全二巻)小学館 読了 趣味と実益を兼ねてテレクラのサクラをしている女子中学生が、その変幻自在な声と鋭敏な聴覚、そしてひょんなことからその相棒となったフィギアおたくのおっさんを駆使して、事件を解決…

派遣から警備に落ち付いて、途端に体重が5キロもどった。 激やせ、というより「やつれた」と言われたものだったが、どうやら現状回復したもようでございます。 とはいえ反動への恐れから、久々にウォーキングを軽く一時間だけ敢行す。 ひとまわり一時間のシ…

HUNTER×HUNTER再読メモ。 ●31巻。 アルカの髪飾りの顔は『喜・怒・哀・楽』。 ●同31巻。 執事たちもアルカを「坊っちゃん」と、男扱いしている。 キルアだけがアルカを妹と見なしている。 アルカ外出にあたって執事カナリアを同行させることに不満なゴトーに…

担当現場。 作業がなく警備の必要もないのに出勤する。 なんでも中止の指示を出し忘れたとのことだった。 まえにも同じようなことがあった。 そのときはお人よしよろしく土砂降りの雨のなか、時間までずっと仮設事務所の前で立哨をつづけた。 警備の必要がな…

現場にて、 現物をまえにして協力会社、担当職員、お役所などを交えて打ち合わせ。 自分の考えしか頭の中に絵を作れないお方が居て。 つまり他人の話を絵にできないお方。絵にしようとしない。 ↓ 必然的に『自分の意見のみが正しい』となり、話も最後まで聞…

HUNTER×HUNTER再読メモ。 ●25巻。 負傷したコムギの手を取る王の見開き。 慈愛に満ちてます。 なにげにコムギの足の指がいい。 右足の指がエンガチョっぽくなっているのが、とても自然だ。 ●ちなみにこの宮殿突入のあたりから、作者の語りが激増する。 目ま…

昼時。すき家の店頭、自動ドアのセンサーにひっかかった状態で、3DSに没頭しているおっさんに遭遇。 なんすか。 激レアなイベントでもおっぱじまっちゃったんでしょーか。 では、 Hunter×Hunter再読メモ。 ●ナックルとの師弟コンボで敵ヂートゥにまんまとポ…

蟻の引っ越しに遭遇。 大変な騒ぎだったよ。 もともと現場の詰所の横に大きめの蟻の巣があって、気にしていたのだけれど、それぞれが卵まで持ち出しての大わらわだ。 うおぉぉぉぉぉっという鬨の声が聞こえてきそうな勢いで、歩道のインターロッキングの溝を…

hunter×hunter再読。 念の『発』には六つの性質があって、それぞれは、 強化系、 変化系、 具現化系、 特質系、 操作系、 放出系、 とされる。 これらを正六角形の角に時計回りに配置すれば、各性質の関係図ができあがると。 隣り合った性質は相性がよく、習…

HUNTER×HUNTER。 なっ。ZZIGG ZOLDYCKだと? 回想とはいえ、此処へ来てまさかゼノの親父の登場である。 25巻。ゼノがネテロの百式観音について証言するくだりで、ゾルディック家の男系系図が示されるけれど、その中で唯一登場もなく、消息も名前も明らかにさ…

宮崎克原作、吉本浩二漫画『ブラックジャック創作㊙話』全四巻 秋田書店 読了 手塚治虫に関する逸話や証言本は、きっと相当な数あるのだろう。 トキワ荘関連を含めれば、膨大なものになるはず。 んが、本作は焦点を代表作のひとつ『ブラックジャック』に絞っ…

曖昧な記憶のみで書こうと思う。 なので、断言はできないのだが。 NARUTOのあの走り方。 両腕を後方へ伸ばしっぱなしにする走り方は、アニメならではのものだったような気がする。 原作漫画であれを見た記憶が、とんと無いのだな。 どうすか。 それが正しい…

未明のコインランドリーでひとり、『リアル 13巻』に泣く。 くそったれ。 泣く。 くそったれ。 ☾☀闇生☆☽

『日本の兄弟』感想。

松本大洋著『日本の兄弟』マガジンハウス 詩人ではないかと。 この人。 好きな漫画やその作家を思い起こそうとするとき、なぜかその名前が浮かばない。 代表作がかつてアニメ化されてはいるが、決してエンタメ系とは呼べないし。 わかりやすく言えばゲーム化…

いまさらですが、 漫画『DEATH NOTE』を読了しました。 当時は流行りすぎててかえって手が出せなかったのだ。 そこに名前を描かれた人は死ぬという死神のアイテム、デスノート。 それを手にしたがために正義による征服にとりつかれる独善的主人公キラ。 その…

今朝の産経新聞の漫画『ひなちゃんの日常』は、えかったねえ。 三歳の幼稚園児ひなちゃんが主人公の、毎回八コマぐらいのエピソードなのだが。 そのパパが今日はカッパを着こんで「雨の日の探検いってきます」と、ひなちゃんと雨のなか散歩に出かけるのね。 …

完結したとのことで、第一巻から読み直していた『無限の住人』。 ついに最終巻を読了する。 あらためて読み直すと、矛盾的な個所への後付けフォローが目立つし、物語としてそれほど完成されているとは思わんのだが。 やっぱオンナの描き方がうまいなああああ…

以下、不謹慎をのたまう。 冨樫義博の漫画HUNTER×HUNTER。 その蟻編への批判でよく目にするのにこれがある。 人間を捕食する外来生物討伐のために使われた科学兵器『貧者の薔薇(ミニチュアローズ)』。 あきらかに小型核を暗喩しているこれを、人類最強のハン…

あれ? 日記の日付け間違えてた。 ひとつまえの記事も、今日書いたやつです。 雨・中で休日になってしまったので、床屋に。 その帰り道、 井上雄彦の『リアル』の新刊を、コンビニで購入。 涙す。 でもぎりぎりだな。 ときに、使い古されてお安くなってしま…

自虐の詩。

業田良家著『自虐の詩 上下』竹書房文庫 読了 伝統的な四コマ漫画であるかにみせて、実はその語り口を借りた長編である。 上巻では無職のDV男をささえる不幸な女のエピソードがたのしく描かれていた。 んが、 下巻はがらりとドラマティックな展開を見せる。 …

自虐の詩。

わーいと喜び、 うえーんと悲しむ。 日々は、 そういう処し方で、やりくりできる。 ☾☀闇生☆☽

『最強伝説黒沢』感想。

福本伸行著『最強伝説黒沢』ビッグコミックスピリッツ 全十一巻 読了 生まれたての赤ん坊というものは、まことにもって純なものである。 存在として確かだが、形として不安定で、 何色にもそまっていない。 まだ自己は確立しておらず。 やがておぼろげながら…

ついに『Naruto』の単行本全巻を、Book-off行きにした。 木の葉の里壊滅からの全員再生で、いっぺんに冷めて。 愛想が尽きて。 その後は職場の話題としておつきあいで購入していたが、とうとうその根気も果て申した。 思えば、よく頑張ったし。 おつかれ。 …

『鉄コン筋クリート』感想。

松本大洋原作、マイケル・アリアス監督作『鉄コン筋クリート』DVDにて 原作に出会ったのは何年まえだったか。 そのときの印象は、必ずしも全面的な肯定ではなかった。 正直に言えば、新たな才能への嫉妬のようなものを抱いたものだ。 有体にいえば、ツンデレ…

おい、黒沢。

カイジ描いてる人ので、何がオススメ? 漫画に詳しい元職場の後輩にメールでお伺いをたてたところ、これを薦められた。 『最強伝説 黒沢』 土建屋の、 これといった資格も持たず、 かつ人望のかけらもない平凡な現場監督として、 なんとなく歳を重ね、 なん…

NARUTO。 忍界大戦とか銘打っておきながら、戦術も戦略もないのね。これ。 といって、 繰り返し重要性を説いてきたツーマンセル、スリーマンセルといったフォーメーションもどこへやら。 どんなに強い敵や、必殺技が繰り出されようが、どこまでもどこまでも…

「あっ。雨のにおいがするからいそいでかえろうね」 立哨するあたくしの前を通りすがるひとりの幼女。 彼女がその弟の手を引きつつ放った言葉であーる。 先週のことであったが、 あたしゃえらくえらく心動かされた。 で、 それをここへ書きとめよう書きとめ…

野田秀樹の芝居に『赤鬼』というのがある。 とある島国のちっぽけな港町。 そこに、嵐によって遭難したのだろう、 異国からひとりの男が漂着する。 町の人々は海の向こうを知らず、 そこに世界があることすら知らない。 よって自分たち以外の人種の存在も、…