壁の言の葉

unlucky hero your key

2020-01-01から1年間の記事一覧

おつかれ。

今年も信州に嫁いでいる姉からりんごが箱で届く。 んが、 ひとりもんのおっさんの甲斐性なしがゆえに、一向に消費がすすまない。 んなこと言ってる間にふがふがし始める頃合いかと思われる。 このブログの初期には、リンゴ酒づくりにトライしてみたり、 はた…

People,Ride on.

ICE - PEOPLE, RIDE ON 早いものであれから13年経つ。 明日は休み。 朝までノンストップだね。 闇生

愛でる人。

ふと思ったのだけれど、 イッセー尾形の一人芝居の代表的シリーズ『都市生活カタログ』て、ロートレック的視点を芝居でやろうとしたのではなかったかと。 とはいえ日本なので、デカダンにはならず。 閑古鳥のなくバーのバーテンや、意味が不明瞭なほど訛った…

なんだかなあ。

日頃からなんとなく、 しかし確かに感じている「日本人ならではの感覚」、 というものについて言うと、まるで他の国の人を蔑視して優位性を説いているかに解釈する人が、少なくない。 めんどくさい。 そーゆーんじゃねえんだよな。 あえて暴論をいえば、 シ…

親分さん。

小松政夫の訃報の大半がギャガーとしての小松政夫ばかりを扱っている。 故人を偲ぶのに誰もが知る代表的な一面を取沙汰して共感したがるのは致し方ない。 時代を背負った有名人を偲ぶことで、あたしたちは経てきた時間の共有点を確認し、慰撫したいのだ。 己…

にっちもさっちも

いかない日々を、 密室脱出ゲームのような心象としてたしなむ。 すると、 ふと立ち寄った公衆トイレでも水洗タンクを見上げては、 はて、 どっかに鍵が落ちてるはずだ、と。 で天窓を見上げては、 ハシゴがあるはずだ、と。 いやいや良く見ると蜘蛛がいる。 …

覚え書き。

ここ数日の覚え書きを。 FF7 remake 発売前PVの第二弾だったか三弾だったかのオープニングは、オリジナルFF7の決定ボタン音だった。 オリジナルをプレイ済みの人たちは、あの『フィン』という尻上がりの音を刷り込まれている。 なのでパブロフの犬よろしく「…

チャーリーと青い月。

ここしばらくは日勤現場についている。 何年ぶりだろう。 日の出前に起きて支度をし、 白い息を吐きながら現場をめざし、 夕暮れまで働いて、 日没後に帰宅する。 思えば、至極当たり前な日々である。 街は、 夜とは違って老人であふれている。 まずこれが新…

J-Waveめ

TOKYO M.A.A.D SPIN 未明からがっつり戸川純特集ときたもんだ。 えらいっ。 Youtubeみたいに視聴中の人数がオンタイムでみたりできないのが、もどかしい。 実況配信みたいにチャットを眺められたらなあ。 radikoで確認すると特集第二夜だというではないか。 …

会見の人。

双方合意のもとでいたしたのなら両成敗なのかと思ってましたが、そうはならないようですな。 戦争や喧嘩と同じで、一方だけでは成立しないはずであるのに。 姦通だの不貞だのというのは現代では違法ではないのでしょう。 んが、 時代がちがえば双方セットで…

BLUE GIANT 最新刊 感想。

ヨーロッパ編『~Supreme』が11巻で完結し、アメリカ編『~EXPLORER』が始動。 二巻同時発売という戦略はうまいと思うし、読者としてもうれしい。 以下、ネタバレです。 さて国籍、性別、性格それぞれに異なる個性豊かな面々Dai Miyamoto NUMBER FIVE。 メン…

隣の。

隣室201号室のNさんの郵便受けに新聞がたまっている。 気づいたのが土曜。 二部が受け口に、もう一部が郵便受けの上にのせてあった。 未明に新聞が届くと、まるで待ちかねたようにそれを取りに出てくるのがNさんの日常的気配であった。 日曜の朝に四部目が…

つめこみ。

立川談志は弟子たちに云った。 落語はリズムとメロディーで覚えろ、と。 物語の構造だの展開の分析、時代考証、または我流のオチをつくることより先にすることは、噺を音楽的に体におぼえこませること。 そういうことでとょう。 文楽の歌い方や、 あるいは圓…

めんどい。

おだやかな日勤の日々。 この日は終日風が強かった。 いまあたしがついている現場の作業員たちは全員マスクをしない。 コロナに対するマスクの効果は、あれこれ言われていますが現場イメージを重要視する昨今でこれは珍しいのか、どうか。 しかも日勤ですか…

12か月点検。

わがクロスカブは110ccなので、点検義務はないとかあるとか。 よくわからんが、 よくわからんからこそバイク屋さんのお誘いにのっかってこのたび愛車をあずけてみたあたくしだ。 点検がめでたく終了した旨連絡を受けたので、引き取りに行く。 基本料金が…

セルフの店、追記。

機械のように正確な歌唱や演奏があれば、 まるで生の人間が演奏しているような打ち込みがあったりする。 それはずいぶんと昔からのことなのだけれど。 で、 そこにあたしたちはいちいち驚いたりしてきたわけで。 んが、 人が機械を真似るというユーモアも、 …

セルフの店。

まるで生の人間のような機械の音声で迎えられ、 商品を選ぶやただちに発券してもらい、 つり銭を忘れぬよう、 そして好きな席に着いて呼び出しを待つよう丁寧に説明までしてもらい、 やがてまた生の人間のような機械の音声で、完成した料理を受け取りに来る…

夜と町。

夜勤のあいまの休憩。 はじめての土地なら、あたしゃぶらりと散歩するよーなやつで。 職長をやってるときは現場を離れられないが、応援で参加しているときはすまん、ひとりと散歩を楽しむ所存。 仲間たちはそんなあたしを変な奴と見なしているらしい。 仕事…

見る。

街道歩きで思い出したのだけれど、 かつてあたしたちは月齢による暦を共通認識としていたそうですな。 二廿三夜塔などが甲州路のあちこちに遺されておりました。 お月見、 というのがかつてはあって。 信仰と呼ぶにはあまりに素朴で愛らしい習慣だったと想像…

バイ○の点検。

早いものでクロスカブ購入一年を迎えることに。 ということで義務付けられている12か月点検のために愛車をバイク屋にあずけてきた。 完了まで一週間ほどを要するという。 自覚していた気になる点はブレーキの泣きくらいかな。 おそらくはカスまみれになっ…

堀川惠子著『教誨師』感想。

堀川惠子著『教誨師』講談社文庫 読了 教誨師 『教誨師』という言葉をこの本によって知る。 死刑囚と対峙し、 対話を重ね、 そしてその執行に立ちあう宗教家のことをいう。 どの宗派の教誨師を選ぶかは死刑囚にゆだねられるが、むろん登録された団体のなかに…

あたしが職長をつとめる現場がいよいよ終了を目前にひかえることとなって、日々につかう人数を減らされている。 それは毎度のことなのだが。 先日は三日工程で組まれていた作業をその場の思い付きでやっちゃえやっちゃえとなり、一日で終わらせるアホっぷり…

FF7R

演出として、キャラクターの手の演技を印象付けているのが興味深いです。 オリジナル版はプレイ済ですが、この『手』の演技は覚えていません。 PS4になって、繊細な表現ができるようになったからこその演出でしょう。 たとえばジェシーとクラウドのゲンコ合…

EVH

衝撃のニュースではあったが、 闘病は長かったのだろうから、よく頑張ったと思う。 もう新作は聴けないし、 マイケル・アンソニーやサミーとの和解もかなわないのかもしれない。 けれど最後に息子とツアーできたのだから幸せもんだ。 狂暴なフレーズを子ども…

禁術。

AI美空ひばり。 穢土転生やん。 闇生

FF7 remake

予約注文しておいてほぼほぼ発売日に届いたと記憶するのだが、積んだままにしておいた。 無気力におちいった上の雨天中止の夜に、なんとなくプレイし始めた次第。 スラムの歓楽街ウォールマーケット。 ここだけで、ずっといられる。 ここにずっといたい。 歩…

なかなかにつらいな。 この状況は。 いくつになっても、変わらんのだな。 あたしがかわらんからなのか。 あるいはたいがいがそういうものなのか。 なんにせよくるしい。 で、 このつらさにとっこーやくがないのもわかっている。 わかったところでくるしい。 …

再読。『ザ・ロード』感想。

コーマック・マッカーシー著、黒原敏行訳『ザ・ロード』早川書房 再読。 再読なのでネタバレ。 何気なくページを繰り出したら、あれよあれよと読了してしまった。 近未来。 おそらくは核戦争による終末世界。 それぞれの神も正義も秩序も慣習も常識も暦も道…

BE-PALの付録。

No.483 9月号の付録はミニ・シェラカップ。 BE-PAL 9月号と付録のシェラカップ。 はて、こいつを普段使いにするにはどうしたろか。 たとえばコースターとかね。 なみなみと注いで楽しむコップ酒のさ。 あるいはこのサイズだと目玉焼きにちょうどいい。 ごま…

ハンタ20巻目の記事を完成させて、そして誤って消してしもうた。 心折れて、おやすみなさい。 はてなダイアリーのときは自動で定期的に保存されてませんでしたっけ? 闇生