壁の言の葉

unlucky hero your key

2010-01-01から1ヶ月間の記事一覧

コートニー・ハント監督・脚本 『フローズン・リバー』 渋谷シネマライズにて 予告編では、 特に日本版のそれでは、サスペンス色を強調した編集がされている。 パーンッ! と間を裂いて響き渡る銃声といい、 本編にあったかすら定かでない、いかにもな音楽と…

なんなんでしょうか、 『実力派俳優』ってのは。 たまたま見かけちゃったんですよ。そんな記事を。 実力派俳優が勢ぞろい、とかなんとか。 日常ではあまり使わないでしょ? 実力派 だなんてさ。 実力派・ラーメン職人。 実力派・教師。 実力派・警察官。 実…

☾☀闇生☆☽ 先日の現場近くで。

ケービのバイト。 今年初めての片側交互通行勤務でござった。 去年さんざん働いた、都道の交差点現場である。 それは十字路の字のごとし。 道は交差点から東西南北へと散開しており、その南下道の車線を半分、工事作業でつぶすと。 この日のケービチームは三…

『マイケル・ジャクソン THIS IS IT.』丸の内ピカデリー1にて 『ぜひ巨大スクリーンで。 俺は上映期間中にもう一度観に行く』 珍しい。 ジャズ畑の友人が繰り返しメールで推してくる。 ぐいぐい来る。 格好良さに泣かされたのは初めてだ、とまで言…

八時に作業開始と聞いていた。 新築現場。 んで、 現場まで自転車でどのくらいで行けるのかとネットで調べてみると、一時間半。 作業の三十分前には到着しておきたいので、まだ暗い六時に家を出たのだが、一時間で着いてしまうことに。 ま、 早い分には、い…

安全。 そう、第一に優先すべきは安全なのであーる。 安全 + 第一 それはケービの勤務中――、 工事現場といえばおなじみの黄と黒のツートーンカラーのバリケード。 そこに黒々と、 かつふてぶてしくも印字されたこの四文字を、寒風になぶられながらみつめて…

松尾スズキ作・演出 劇団大人計画公演『さっちゃんの明日』WOWOW放映 まず、 演出を降板した『ドブの輝き』と、 まざまざとパワーダウンをさらした『まとまったお金の唄』。 これらを機会として、松尾スズキの芝居からは興味が薄れてしまっていた。 特…

気が付いたら床に土下座して眠りこけていた。 なにやってんだか。 それにしても風の冷たさにひたすら耐えつづけた、ケービの一日。 落ち葉の大群が大挙して道端を転がって、さながらパニック映画の群衆のようにワーっと。 行く手に新たな火が巻き起こったの…

んで雪が――、 ちらほらとアスファルトに着地をはじめたので、 見上げて、ふと『オネアミスの翼』を連想した。 そう。 あの、手のひらの雪から仰視して、それが大気圏からの俯瞰へと受け継がれる幕切れのくだり。 ミクロからマクロへ。 と同時に、坂本龍一が…

『ロング・エンゲージメント』感想。

ジャン=ピエール・ジュネ監督作『ロング・エンゲージメント』DVDにて 第一次世界大戦に出兵したひとりの若者。 男は戦場の混乱にまぎれて行方不明になるのだが、戦後になっても、その婚約者は彼の生存を信じつづけている。 女はひとり、男の消息を確かめ…

漫画NARUTO。 そいえば、 あの強敵・角都(かくず)を一瞬ひるませた並足ライドウの黒刀とはなんぞや。 かつて沸いたそんな疑問が、いまごろになって不意にたぎって、たぎって。 終日、悶々としていたのであーる。 ライドウなんて、あの漫画ではたして何コマ…

ジョン・カーペンター監督作『ザ・フォッグ』DVDにて 「霧が好き」 だなんてぬかしておきながら、この代表的『霧モノ』を見逃していたことに、気づいた。 ならばこれを機に、とさっそくレンタルしてみたぞと。 1980年公開。 名匠ジョン・カーペンター…

おめおめ。 きん、と冷えたお月さんだ。 見とけ。 ☾☀闇生☆☽ 再来週まで休日ナシ。 ま、 休んだところで、所詮はデクノボーだ。 ならばと、とりあえず働いておくのさ。 エロ屋の方は通販が忙しいよ。