壁の言の葉

unlucky hero your key

2013-12-01から1ヶ月間の記事一覧

零時過ぎのメールで跳び起きる。 すわ、現場からの自動警報メールか。 この時間ならそれ以外に考えられない。というような対人関係しかあたしゃ知らない。 見れば喪中メールであった。 年賀状を遠慮する旨、簡潔にしたためられてある。 となるとあたくし個人…

鼻風邪を引いた。 朝風呂のあと、そのほとぼりが冷めるまでとまっぱのままネットを見ていたのがまずかった。 昼前にぶらりと新宿に出たときにはハンカチが手放せなくなってしまった次第。 それでもまあ、あくまで鼻風邪は鼻風邪。というか鼻炎である。 しと…

結局は社員の皆さんは二日酔い。事務所でダウン。 あたくし派遣風情がひとり、朝礼その他作業をこなして一日を終えた。 なるほどなあ、と。 こんなんでも許される世界があるのだなあと。 小売りにはできないよね。 定刻に店を開けなきゃならんし。 それが信…

クリスマスに忘年会を企画する勤務先ってどーよ。 どうせあいつもあいつもヒマだろうからさ、って。 そのレッテル貼りはいいとして、 どんだけ家に帰りたくないんだっつう。 どんなに肩身の狭い家族環境なんだっつう。 おっさんがクリスマスに居酒屋で群れ集…

昨日の自転車での帰り道。 回転寿司屋の駐車場はどこも満車だ。 店頭には順番待ちの路駐の列ができており、警備員が車道待機せずに流れてくれと誘導しているが、そんなもん聞く奴ァいない。 嫌な仕事だよね。あれ。 路線バスの会社からのクレーム対策なんだ…

『新・楊家将 血涙 上巻』読了

北方謙三著『新 楊家将 血涙 上巻』PHP文庫 読了 北方水滸伝に代表される彼の歴史小説の重要な特徴として、戦争の要が兵站にあるということを物語に溶け込ませている点がある。 物語はそこから目を逸らさないのである。 軍馬、食料、兵の補給が途絶えれば、…

『アリゾナドリーム』ネタバレ感想。

エミール・クストリッツァ監督作『アリゾナドリーム』DVDにて ニューヨークで漁師として働く若者が、故郷アリゾナで過ごす奇妙で激しい数日間を描く。 両親は彼が幼いころに事故で他界しており、 その事故を自身の過失であると引きずりつづける叔父に育てら…

『楊家将』読了。

北方謙三著『楊家将 上下』PHP文庫 読了 北方版水滸伝ほど人物の掘り下げがないように思われた。 映画でいえばアップが無い。 人物の個性を形作る微細な情報。つまり容姿や肉体的特徴、エピソードが少ない。 これが水滸伝ほどには個々の人物への愛着を呼ばな…

また一年経ったのね。 それでも彼の音楽は不滅でいます。 ☾☀闇生☆☽

寒がり、 暑がり、 めんどくさがり。 三つそろった奴ほど、めんどくさい奴はなく。 この際さびしがりは、そっとしておく。 ☾☀闇生☆☽

帰り道。 前輪のブレーキワイヤーがぱつん、と切れる。 嗚呼、 月が往く。 ☾☀闇生☆☽

兄から今年も『紅はるか』ちゃんが届く。 干し芋の高級ブランドではあるまいか。 むかし実家で親が与えてくれた尻尾ばかりの屑っぽい乾燥芋とはまるで品質が違う。 もおね、羊羹みたいなの。 噛んでるうちに餡子みたいになってきて。 かつての屑乾燥芋は硬か…

酔っ払ってキーボードに何かをこぼしてしまっていたのだろう。 数日前、突如としてミスタッチが相次ぐことになった。 唐突にWMPが起動したり。 どうやら狙ったキーの隣接のキーも同時に押していることになっているようで。 ちょっち焦る。 急ぎアマゾンでお…

R.I.P. ☾☀闇生☆☽

☾☀闇生☆☽

また来年も飲もう。 友はそう云って帰って行った。 日常、数十億の取引をあたりまえにしている彼と、 日給一万円にも満たない派遣作業員のあたくしだ。 こちらから得るものは何も無かろうに。 一方的に食って、 んで食って食って食って、 飲んで、 話聞いて…

平日の玉川通りですれ違った白い杖の老人が、 白いインナー式ヘッドホンを装着していて、 思わず二度見。 コードは上着のなかから出ていたけれど、その先っちょが何につながっていたのか気になって仕方が無い。 ふと、 荒行という言葉を思い出した。 ☾☀闇生☆☽

☾☀闇生☆☽

犬でも飼えばいいのに。 と、孤独を嘆く人をあしらう助言めかした決め台詞。 そこにある「犬でも」の「でも」のやっつけ感はどうなんだ。 このやっつけ感に十把一絡げにされちまった犬たちを慮って、動物愛護団体が動いた。 なんて話は聞かないのだな。 ブロ…

☾☀闇生☆☽

『黒猫白猫』感想。

エミール・クストリッツァの『黒猫白猫』を観る。 かつて彼の『アンダーグランド』に打ちのめされて以来ずっと意識はしていたものの、そう思うあまりに生半可な気持ちで対峙してはいけないと、機を逃し続けていた。 こう書くとやたら重くてお高くとまった映…

街。

高校からの友人に年内に飲もうと誘われる。 いまだに彼だけは折々に連絡をくれる。 社会的格差でいえば、知りあうはずのないギャップがあるにもかかわらず、である。 休日。 することもなくぶらりと新宿に。 歌舞伎町。 かつて初台の四畳半、トイレ共同、風…