冒涜。

山下達郎 紅白登場の「AI美空ひばり
山下達郎 紅白登場の「AI美空ひばり」をバッサリ「一言で申し上げると、冒とくです」(スポニチアネックス) - Yahoo!ニュース


 テレビを持たないので知らなかった。こんなことやらかしたてたのね、NHK
 相変わらず不謹慎だ。
 CGでの寅さん復活にも同じものを感じるのだが。
 古典落語『らくだ』で死体にかんかんのうを躍らせるくだりがあったけれど、あれを思ったよ。
 たとえ遺族が了承していたとしても、対象は国民的歌手としての美空ひばりなのだから決して遺族だけのものではない。
 個人の私人的側面ではなく公人的側面をAI化したのでしょう?
 ひらたく言えばみんなのひばりでしょう?



 NARUTOの感想でも書いたが、禁術とされていた穢土転生で死者を大量再生させるのは、大量殺戮よりもはるかに生命蔑視であると思う。
 あれもたしか再生人が自らの意志に反した行動をさせられるという悲劇だった。
 今回のはあれをやっているようで、作り手の心がおぞましい。


 ジョン・レノンマイケル・ジャクソン忌野清志郎や、
 三船やオードリー・ヘプバーンも、談志も志ん生も再生させられてしまうのでしょうか。将来的に。




 ちなみにNARUTO
 木の葉の里がペインによって壊滅し里の人々がほぼ全滅したにもかかわらず、たった一人の術で全員が生き返ったよね。
 あたしゃあれで萎えたのよ。
 なんじゃそりゃ、だ。
 それに比べれば森博嗣スカイクロラ・シリーズでは『永遠に死ねない』ことを悲劇として描くことで、終わりあってこその生の輝きを思わせていた。
 『無限の住人』のミソも、そこ。



 ということで、
 HUNTER×HUNTERも、その辺があやうくなることが目立ち始めたかな。
 ヒソカの再生と、カミーラの死んで発動する蘇生能力とか。
 過去作でもちょいちょいやるんだよね。冨樫は。生き返りを。
 ただしカミーラの能力は『百万回生きた猫』と書いて「ネコノナマエ」と読ませている。
 言わずと知れた佐野洋子の名作絵本『100万回生きたねこ』からネーミングしているはずであり、
 となると、うん。カミーラのこの先の展開は注目です。
 
 



 



 闇生