壁の言の葉

unlucky hero your key

2012-07-01から1ヶ月間の記事一覧

ここは俺が残りますから、 先輩たち、先に行ってくださいっ。 的な。 ものすごおく誇張するとそんな感じの行動を、この日、自発的にやらかす。 ちっちゃい勇気、発動の巻である。 そしたらその先輩たち、去り際につめたいお茶を差し入れてくれたのだ。 あり…

なんてことだ。 日ごろ使うコンビニ。 気付けばひときわ不細工だったメガネっ子が、 最も気の付くかわいいコになっている。 度胸一発のぶっちゃけ度だけが売りだったわけだが、 裏を返せばそれは雑ということでもあったわけで。 この日、 なんかちょっと話し…

とある中学校の改修現場にて。 他校の生徒たちだろう。 ジャージ姿の中学生たちが三十人ほど、校門からぞろぞろと入ってくる。 それぞれスポーツバッグを肩からおろし、一か所にまとめるとグラウンドの縁に整列した。 「よろしくおねがいします!」 頭をさげ…

続編の完成が待たれる北野武の『アウトレイジ』。 その一作目の感想を、公開当時に水道橋博士と町山智浩がラジオで激論していたのを知る。 この度、Youtubeにアップされた音源を拝聴し、お二方の見識にさすがと唸った次第でござった。 曰く、 武の作風は芥川…

脱、エロサイトーっ! 仮にそう叫んでみたところで、どうだろう。 ある意味、父と母の熱きエロの結実としてあたしもあなたもあるわけで。 嗚呼それなのに脱エロサイトとはけしからん、と。 これまでさんざん見倒してきたくせに、何言っとるか! と。 金輪際…

水、木と猛暑の中でのケービでござった。 特に木曜は休憩中も日影にすら逃げ込めない状況で。 丘の上の日向のベンチで新聞をかぶってやり過ごした。 読むか、かぶるか、 でいったら読まずにかぶるしかない。 そうして浅田次郎の『憑神』を読み終えた。 あえ…

ちょいと時間ができたので、 久方ぶりに『七人の侍』を観賞。 絵にうなり、 構図にうなり、 それはもういちいちうなり、 菊千代に笑って笑って、そして泣いた。 舞台は士農工商が確立されるまえの『戦国時代』だというのに、 「お侍さま〜」 と農民が侍に土…

ま、 んなことも ある。 ☾☀闇生☆☽

なんの仕事にもあてはまると思うのだけれど。 その作業が自分にとって面倒くさいかどうか、という判断基準を最優先する人たちがいて。 たとえば、 そのディスプレイはお客さんにとって見やすいのか、わかりやすいのか、とは考えない。 管理しやすいかどうか…

『モーターサイクル・ダイヤリーズ』感想。

ウォルター・サレス監督作。 ガエル・ガルシア・ベルナル主演。 『モーターサイクル・ダイヤリーズ』DVDにて。 のちに有名な革命戦士となる一人の男。 チェ・ゲバラ。 若き日の彼には三十歳までに夢をかなえるという目標があった。 南米大陸の縦断旅行である…

そもそも『国民』て、何? 『大衆』『民衆』『庶民』『人々』『人民』とどう違うの? それぞれの定義を彼らはどう踏まえたうえで党名をつけているの? 国民ってなんなの? 本当の国民なら、気休めのおもねりの言葉なんかいらんだろう。 なぜって、 少なくと…

エロ屋での勤務中。 電話にてお問い合わせをいただく。 おそらくは女装方面の方らしい。 なぜそう決め付けるのかといえば、露骨なまでの裏声を酷使していらっしゃるからだ。 電話なのだからそうまでするこたないだろうに。 ……とも思う。 見えんのだから。 ん…

無料配信で『北の零年』を観る。 淡路から未開の蝦夷地に移封となったさまよえる侍たち。 廃藩置県により主君という存在が忽然と消滅して、一同が茫然とするくだりがある。 以後、何者にも仕えないとの決意表明としてか、彼らは髷を切り落とす。 問題はその…

さてはこの愚図ついた空模様のせいなのだ、 と思う。 ことにした。 今、した。 数日、滝本晃司の曲ばかりが頭をめぐっている。 それで気づいたのだが、彼の曲には『たま』時代もふくめて雨の情景が多いような。 いや、確かめたわけじゃない。 けれど『レイン…