今生の別れの際で、友や仲間に「あの世で逢おう」と誓う。 けれど「いや俺、キリスト教だから天国だし。お前は真宗だから浄土とかいうとこでしょ？ ごめん会えないわ」 てのも、どうなんだと。 そういう垣根をとっぱらって落ちあえるいわばサロンのような場…

今夜からまた現場と我がおんぼろアパートを往復する日々が再開する。 盆休み前夜、某市の児童公園でひらかれた手持ち花火大会に仕事でついたあと、これといって何もなく。何もせず。時は流れ、淀んで、腐って、翌週の土曜にまたこの花火大会についた。 その…

うちらしがないケービ屋でもね、出張はあるのよな。 むろん隊員にはそれを断る自由はあるので、会社が希望者を募る形にはなる。 で、まいどそこで問題になるのが、収入と住宅だ。 ようするに安定して仕事が入るのか。つまり稼げるのか。

見かけるたびに明日は我が身だとシンパシーを感じている。 作業帯の先端（導流帯/テーパー）の監視員が事故に遭うことは決して少なくないのだから。 このブリンカーライトのようにこれだけ派手に光っていても当てられるのだ。 気持ちとしては手を合わせたい…

この日の夜勤で組んだ仲間はＫさん。 年下の後輩。 新人の頃、自分が手ほどきをしたのだが組むのは何年振りだろう。 仲間と折り合いがつかず、あっちこっちで衝突を起こすので人物としての評判はよろしくない。 どころか、いまではあらゆる現場でNGをくらっ…

街はそこに住む人びとが作っている。 治安も文化も、 みんなで奏でる音のようなものだ。 むろんよく聴けば雑音、静寂、不協和音なども混ざり込んでいる。しかし清濁併せ呑みつつも、そこに生じたある種の調和が街だ。 その響きに惹かれたならば、訪れた以上…

この日も松屋＆マイカレー食堂店で野菜たっぷりのカツカレーをば。 トッピングにハンバーグをつけた。 当然、持ち帰りも考えた。 けれど、おそらくそうすればこのアホはそれをツマミにまた呑み始めてしまうことだろう。 なので店内で食す。 なおかつトッピン…