双方合意のもとでいたしたのなら両成敗なのかと思ってましたが、そうはならないようですな。
戦争や喧嘩と同じで、一方だけでは成立しないはずであるのに。
姦通だの不貞だのというのは現代では違法ではないのでしょう。
んが、
時代がちがえば双方セットで橋のたもとに晒されたなんていう記録もありますな。
つまり自立した者同志の行為であるから両成敗という認識があった。
この件にお怒りの方々はおそらく相手への扱いに女性蔑視を見ているのでしょうか。
どっちの立場でこの件を見ているのかも興味深いです。
彼がもし自分の旦那だったなら、
もしくは不倫相手だったなら、という視点。
仮に、
お金も時間もふんだんに割いて築いたいたれりつくせりの愛情のこもったおイタだったのなら、どうだったのかね。
それが旦那だったなら。
あるいは不倫相手だったなら。
くわえて、
相手に妻子ありと知ったうえで接近して安い処理役として扱われたことを、あえて口外する気持ちってなんだろか。
なんかね、
自分をも卑下しているように感じるのです。
あきらかなのは、男を見る眼はカケラもなかったわけで。
少なくとも対外的に、
「まったくうちの馬鹿犬が盛りついちゃってすいません」的な、肝っ玉母ちゃん風に振る舞えるキャラでも、あるいはそんな時代でもないのかな。
「こらっ、ちゃんとみなさんに謝りなさい。『ごめんなさい』て」
と坊主にした亭主の首根っこつかんでカメラの前で頭を下げさせるとかね。
それとこの件では、
法律と、善悪や良し悪し、損得、はたまた美醜というのは必ずしも一致しないということが確認できるわけです。
むろん、あたしらの反応も含めて。
そこんとこ重要な気がします。
きっと大切です。
出来る限り一致するよう努力すべきですが、完全に一致することはない。
まあ、大概が醜いですよ。あたしら人間の業なんてもんは。
ネタを売った方も含めてね。
んでそれを何様ヅラして指弾する方も含めてね。
闇生