槍栗。

 新型コロナ流行で、一週間の休業を決断したニヒル牛が全箱紹介を開始!
 苦渋の決断であったに違いないのだけれど、
 頻繁に通えない身にとってこれはうれしい企画だわー。
 

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 この「目にうれしい」という喜び。
 こいつをまずは休業明けに「触れて嬉しい」につなげたい。
 通販もやっているというが、
 願わくば、
 いつの日かコロナ終息宣言がなされた暁に「通ってうれしい」にしようぢゃないか。
 

「これ、あたしのっ」


 と、ニヒル牛スタンプの押された例の紙袋を手に西荻の街をぶらつくプチな幸せよ。
 ひとり晩酌のためにあげたてのハムカツを買って帰るような、おっさんのたしなみよ。
 おっさんたるもの、旅本を片手にひとりお酒をいただくひと時を、愛すのだ。



 などと。
 べつに男子でも女子でもおばはんでもよいのだが。
 なんかジョシ率の高い店という印象なので、あえてそうのたまってみた次第。
 『おっさんの隠れ家、ニヒル牛!』 
 とかなんとかいう見出しでメンズ誌『LEON』の表紙を石川浩司で飾ってはくれまいか。




 くれまいな。





 すまん。
 めっきりと外出が減ったぶん、心がはしゃぎたがっているのです。

 

 しかしこれはあれだ、
 手作りの作品たちが世の目に触れる機会を、休業によって阻んでしまってはいかんという店主の心意気なのだとみた。
 売り手と客と作り手と、
 どんなときもこんなときもウィンウィンでいかうぢゃないか。
 


 思えば、
 人と人の「直」のつながりを隔てたかに思われたSNSやネットであった。
 んが、
 それがかえって日常の直な接触を強調させてきたし、
 むろん当初は拒否反応をともないもしたが、
 結局は双方を使い分けてやりくりしちまったあたしらだ。
 新奇なものをそれが新奇だという理由だけで拒否しつづける勤勉さなど、あたしらは持ち合わせていない。
 心のしかめっつらをキープするのは疲れるのだ。
 足掻くし、
 考えるし、
 工夫するし、
 そのうちなれるし、
 どうせなら面白がってやろうぢゃないか、とやりくりしちゃう。

 で、
 ここへきて「直」の関係に水を差すコロナ騒ぎとあいなった。
 間に合って良かったよね、などというのたまいは不謹慎だろうか。
 敵はあたしらの「直」の関係を分断しにかかっているのだ。
 それをまるで予見していたかのように「あらよっと」と左へ受け流しつつの、SNSで議論するあたしらだ。
 この騒動がもしネットの無い昭和だったとしたら、どうなっていただろう。




 知ってんだ。
 どーせ今回もなんじゃかんじゃとやりくりしちまうんだ。
 と今宵もトレペで我がおケツを拭けることに感謝。感謝。
 おやすみなさい。

 
 闇生