壁の言の葉

unlucky hero your key

2009-01-01から1年間の記事一覧

さて、どこにあった文章だったのか、とんと思い出せない。 司馬遼太郎のものであることには違いないのだが。 たしか長崎の出島に関するシンポジウムでのことだったと記憶する。 問題は、それを取り扱ったテレビのニュース番組についてだ。 番組は、司馬の講…

ひえぇぇぇぇっいっ! ホっネまっでびっしょぬっれだー! 黒澤明『七人の侍』より だなんて、 なにもわざわざあの名画からそんなちっちゃなセリフを抜きださなくったっていいじゃんかと。 はい。 いいんです。 でもあの声がずっと耳の中でリピートしてたんで…

『ザ・フォール』ネタバレ感想。

ターセム監督作 『ザ・フォール 落下の王国』 DVDにて。 以下、ネタバレ注意。 あらすじは、先日ここに記したが。 ほぼ予告編で説明されているとおりである。 繰り返せば、 自殺願望のスタントマンが紡ぎ出す、アラビアンナイトだ。 広く知られているよう…

『NARUTO 巻ノ四十八』

以下、ネタバレで。 生命への軽視は、 死や殺戮を安直に扱うことだけにあるのではなく、むしろ不死や蘇生の大安売りにこそ現われる。 ☾☀闇生☆☽

本業のエロ屋では女優さんたちを複数招いてのイベントを開いた。 定期的に開催してはいるのですがね。 うちにとってはいつにも増して、より華やかな催しでございましたぞと。 なんつったって関東以外から駆けつけていただいた方もいたのだし。 なかにはファ…

居場所のない場に居続けなければならないことほど居づらいことは、そうそうあることではない。 力になれない。 非力。 せめて空気として、と心づくしにはげむ。 むべなるかな。 人知れずへろへろに。 みなさんおつかれ。 ☾☀闇生☆☽

『ゾディアック』ネタバレ感想。

デヴィッド・フィンチャー監督作『ゾディアック』DVDにて 舞台は六十年代末〜七十年代前半のアメリカ。 大戦でありついた勝利の美酒に酔いながら、かの国はなおも銃を背負い、ひた走っていた。 世界第一等国への道を。 それはとりもなおさず、経済という…

発芽玄米と無洗米、 併せて一合を混ぜ合わせ、炊飯器にセットしかけたところで気がついたのよ。 性懲りもなくまたしても目覚めてしまった朝に。 炊きあがったところで、おかずがない。 納豆もない。 ネギと大根があるから味噌汁くらいなら作れるが、なんかち…

本業のエロDVD屋からの帰り道、 さあ明日からは週三日間のダブルワークだ。 テンションを入れ替えてケービ士に変身でございー、とケータイで仕事の確認をした。 毎回前日にメールで通達が入る仕組みなのであーる。 んが、 この度はそのメールが無いと。 …

これ、 ニューリリースのMama’s Gunというバンド。 おすすめっす。 今週のゆうせんニューディスクチャンネルでくりかえし紹介されてた注目のアーティストで。 わかりやすく言ってしまえば、 ジャミロクワイ好きにとっての、ツボ。 しかもどまんなか…

ネガティヴはいつだって合理的にコトを運んでくる。 おそろしいほど精確に。 最短距離で。 して執拗に。 ポジティヴは、それへの抗いの積み重ねの先にちらりと見えてくる、はず。 生きること、とはそんな営みだ。 文化とは、そんなこんなの無駄の産物にほか…

全身の筋肉痛に悶えつつ、エロ屋のほうで労働にいそしんでいる闇生である。 昨日、カウンターでひとり、通販の手続きをしているさなかのこと。 唐突に洟ジュースがしとどにあふれ、それに加えてくしゃみがとめどもなく。 あれ? 風邪? てな具合になりもうし…

あ、もう駄目。 腕、あがらんぞ。 筋肉ぱんぱんだぞ。 シャンプーはおろか、歯磨きだってできん。 本日も昨日と同じ現場でござった。 とある街道の片道交互通行。 して、 またしても昼休みなし。 それは業者さんたちにとっての不測の事態でもあるし、またあ…

やっとこさっとこ、初勤務である。 ケービ士。 致命的なまでの自分の方向音痴の度合いを考慮して、早くに家を出たのがよかった。 案の定、現場の最寄り駅でさっそく迷ってしまったのだから。 たいがいの駅の出口付近には、その周辺の地図が掲示されているも…

ほんじゃまあ、行ってきます。 ☾☀闇生☆☽

お。 やっと仕事が入った。 ワークシェア用のケービ士のバイト。 ようやく在籍確認とかいうのが済んだらしい。 通常の電話による勤務先、実家への確認のほかに、なんと顔写真付きの封書で「これ、マジでおたくのご子息なんけ?」と。 そこまでやるのだ。 ま…

朝日のような…。

エロ屋のほうでの勤務の休憩中に、ふとブックオフに立ち寄った。 いまの店舗の控え室は、売り場から完全には遮蔽されてはおらず、よって読書にしろ、仮眠にしろ、専念しにくい環境である。 つまりはドアがないと。 ついたてひとつで仕切られた客とスタッフと…

追伸。 訂正。 『エレクトロニカ・ウイルス』でなく、『音響ウイルス』でした。 しかも本編に挟まれた発言。 昨晩確認しました。 ☾☀闇生☆☽

高中正義が、自身のオフィシャルプログで加藤和彦への追悼演奏をしている。 曲はミカバンドの『黒船』から「さよなら」。 本人によるyoutubeへの投稿なので、あまりに生々しい。 http://www.takanaka.com/blog/ 闇生は、 加藤和彦というと、「あの素晴らしい…

ダブルワークのバイトに選んだケービ士。 うちの会社は装備に厳格で、その社内規定が悪魔のように事細かい。 バックルから出たベルトの先端は、上着のポケットの逆三角形の蓋の、その頂点の真下にくるようにだとか。 揉みあげは耳の穴の高さだとか。 して、…

ケービ士のバイト。 四日間の研修を終えたその翌日から本業の出勤をはさみ、んでようやく本日健康診断を終え、制服および装備品一式を預かった。 ほら、 あの赤くてピカピカ光る誘導灯とかさ。 トラックに踏まれても大丈夫な安全靴とかさ。 あとはケータイの…

トノバン……。 合掌。 ☾☀闇生☆☽

転職にしろ、ダブルワークのアルバイトにしろ、それまでの生活を否応も無く変えることになる。 時間配分はむろんのこと、そんな変わり目ではなんやかんやと出費がかさむものなのだ。 十代の終わりに完全出来高制の仕事に疲れ果てて、投げ出してしまったこと…

ケービ士の新人研修がやっと終わった。 たった四日間とはいえ、基本演習の繰り返しであるからして、それはもうひたすらに辛抱に尽きるのであーる。 最終日は女子率がわずかばかり上がったせいか、教室の空気が気持ち華やいでいた、 ような気がしないでもない…

追伸。 講師たちの言葉遣い、訂正。 受講生にはため口と書いたが厳密には違う。 受講生全体に話しかける場合は、ときに、ため口。 個人個人に対しては、相手に応じて、くだけた丁寧語などを織り交ぜているね。 して講師の直属の部下には、粗野な「野郎」口調…

命名。

生まれて初めてケータイを買ったはいいが、購入時のメルアドを自前のそれに変更するのに半日もかけてやんの。 俺。 ノートになんじゃかんじゃと書きだしてさ。 どうすっぺ、どうすっぺと。 なにやってんだか。 昔からゲームキャラの名前入力には異様なほど苦…

別れ、という出会い。

キャッチボールについて書いた。 そのついでに、懐かしい映画を思い出してしまった。 『フィールド・オブ・ドリームス』 レンタルビデオ屋にいたころ、えらく回転したのを覚えている。 いまでは何度も地上波で放映されて、おなじみの名作となってしまった。 …

警備士の新人研修。 これは法で30時間の受講と定められているらしい。 内容は主に、道路交通法などをふまえた交通誘導員のふるまいについて。 つまり、すべきことと、すべきではないこと。 しなくてもよいこと。 加えて、まわれ右、集団整列などの基本動作…

ワークシェア中のバイトに選んだケービ員の研修が続いている。 みんな個性的だーねえ。 キャラが立ちまくっちゃって、かなわんわ。 すでに脱落者もいるけど、そういう人はまず否定ありきの姿勢だったと記憶する。 何かわからないもの。 知らないもの。 そん…

新しい職場環境というのは、たとえ社内の移動であっても、やはりそれなりにストレスを背負い込んでいるらしく。 一日が長く、重い。 勝手が違って、ちょっとした雑務であっても、 アレはどこ? コレはどこへ? ソレは何? オレは誰? といちいち迷子になって…