神社参拝のときの両手を清めて、口をすすいで、という儀式は目に見えない穢れという概念に基づくのだろうけれど、今回のコロナの事態を考えると、そして細菌だのウイルスだのという存在すら知らなかった古代においての衛生環境を想像するに、やっぱ感覚でそれを察知していたのではないのかなどと思ってしまう。
人類はいつから手を洗い、口をゆすぐようになったのか。
これ、案外、進化の過程で重要だったりしたんじゃないかと。
他の動物に、あるのだろうか。手洗いとうがい。
おそらくは長期戦になるでしょうから。
腰すえて、警戒を習慣化しちまおうかと。
追伸。
そういや黄泉の国から帰還したイザナキがした禊( みそぎ )から新たな神々が生まれましたな。
右目を洗うとアマテラス。
左目を洗うとツクヨミ。
鼻を洗ってスサノオ。
記録されてはいないが、死者の国である黄泉の穢れをすすいだので、もちろん手も洗ったろうし、口もゆすいだはず。
神奈川県医師会からのお願い
https://kanagawa-med.or.jp/images/about_coronavirus.pdf
闇生