壁の言の葉

unlucky hero your key

2016-01-01から1年間の記事一覧

抱く人たち。

その人は、 現場のアタマとしてどれだけ「責任感」を持ってコトにいどんでいるのかをやたら周囲にアピールするのだ。 何かあった場合に矢面に立って、当該隊員を全力で守るといってはばからない。 うん。聞こえはいいさ。 んが、責任と義務と自由というのは…

その人。

お人よしがバカをみて ごねたやつが得をする。 なとどいう観点もまた、他者と比べるがゆえなのか。 ああそうだった。 上には上がいるもので。 比べだしたらキリがないし、満たされることは決して無いのだった。 そのバカをバカとも思わずに楽しんで、 その他…

『騒ぎ』がつくか、つかないか。

どうでしたか。みなさん。ハロウィンは。 お盛んでしたか。 あたしゃ当日の深夜に、例の狂騒の渋谷におりましたです。 もちろん、ケービの仕事でね。 大変な騒ぎでした。 からまれないかと、そればかりが心配で。 ひとりがからみだすとああいう状況だもんで…

相方。

「はーいみなさーん、手をつないで二人一組になってくださーい」 ちょうどいま、あたしゃそんな現状であると見た。 で案の定、誰にも求められず、はぐれてしまった次第と。 ぽつん。ひとりぼっちじゃん。 と思いきや、先生がそんなはぐれた者同士をペアにし…

疑え。

手取り足取り指導するという行為は、同時に対象の完全否定もしているわけで。 ましてや押しつける『正解』が、たかだか自分ルールに過ぎないということに気付いていないとなるとそれはもう、悲劇で。 正解であると、正義であると信じて疑わないがゆえに、そ…

なり。

花輪和一の『風童』(かぜわらし)、読了。 く そ っ た れ 。 傑作也。 ☾☀闇生★☽

ゾウを愛でる人たち。

汗かき怒号飛び交う現場にて、 アタマ張っている先輩が差し入れにあったか~い缶の甘酒をくれた。 ありがたく頂戴したその赤い缶を横目に睨みつつ、シーバスをなめなめ夜更かしでござる。 はて、あれはギャグだったのか。 ギャグならせめてお汁粉にしてくれ…

たのしむひと。

買い換えたパソコンにCDをインポートする日々。 手当たり次第ではあるが、できるだけアーティスト別にまとめて入れていく所存。 Jeff Beck Jeff Beck Group Beck,Bogert&Appis Cassandra Wilson Fishmans ICE Radiohead Tears For Fears 坂本龍一 今んとこ、…

台風一過。

強風対策として規制現場の保安材には、二重にウエイトをつけた。 そのうえで一晩に8回の規制変えである。 クッションドラムは水を充填したまま規制車によっこらしょと担ぎ上げるし、 カラーコーンのウエイトだって二枚重ねだ。 鉄製の矢印板すらも重ねて設置…

ちゃんと食べたい。

「いいよ。あとは俺がやっとく」 自覚したやさしさから助けているつもりでしょーが、それはね、ヒトの仕事のたのしみをうばっていることもあるのよ。 仕事をたのしんでいる人からすれば、食べ始めたごちそうを途中で横取りされるようなもの。 あとの楽しみに…

道のまんなかの割れた人。

夜の銀座の大通りを背景に、 若いあんちゃんが自撮りしていた。 例の棒を使ってではなく。 ちっちゃい三脚たてて。 しかも車道に出て。 なぜかシャツの前をたくし上げて、割れた腹筋をみせびらかすポーズをとっている。 願わくは、センターライン上に立つ己…

国と国の交際とは。

http://www.yomiuri.co.jp/politics/20161001-OYT1T50037.html?from=ytop_main1www.yomiuri.co.jp ↑ ほらね。 いまだ事後法がまかり通るレベルの国、もとい国家と、国際的な取り決めなんて成立しないってえの。 ☾☀闇生★☽

公園の夜。

夜勤。 足立区と埼玉の県境付近にて。 予報に雨マークはなかったのに、時よりちらちらと霧のような影が街灯に映える夜。 なんせ現場が遠い。 通勤の往復に時間がかかり、今週はずっと身体が休まらない。 休憩は規制車でとりたいが、この現場の特徴で規制が頻…

Whole Lotta ・・・

胸いっぱいのバリウムを我慢すると、ご褒美にぐるぐる回してくれる車の順番を待つのは、いつだって雨の日だ。 これもまた行列のできる店には違いないが、誰も浮かれちゃいない。 で遅々として進まない。 2時間ばかり待ったあげくに、このたびはあろうことか…

映画『カポーティ』。

寝ても寝ても寝足りない。 夜勤前に『カポーティ』を観る。 フィリップ・シーモア・ホフマンの演技に見とれる。 カポーティの『冷血』は、執筆中のいくたびかの朗読会を経て、完成していたと知る。 超人気作家にしかできないことだが。 村上春樹やスティーヴ…

事情。

「持ってないっす」 と表明してもなお言いがかりでやりたい放題に壊された産油国と。 「えっへん! もってますよーんだ」 な態度でもなお静観されつづける貧困国と。 肥った豚と飢えた狂犬。 ならば、 豚は食って犬は「しっしっ」といったところか。 ☾☀闇生★☽

お里。

近所のスーパーにて。 刺身でも買おうかとマグロの切り身のパックを手に取った。 ラベルをみるとこう記されてある。 韓国産 太平洋 んん? そういや少し前からただ『太平洋』とだけ記されてるのもあったから、別段驚きはしない。 つながってるものね。海は。…

『僕アカ』追記。

追記する。 無個性という個性を持つ主人公デクは、この際、戦闘不能なってしまってもいいとすら思う。 そこから彼の本領発揮となるに違いないと。 前の記事でNarutoと比較したが、あの漫画にも忍術をつかえない「努力の天才」なるロック・リーが登場した。 …

コンビニで『僕アカ』の最新刊を購入。 特殊能力という個性を持つのがあたりまえの世界。 それは誰にでもあるわけではなく。 んが、 そのレア度は、一生に一度お目にかかれるかどうかというほどでもないと。 たとえばそれは、プロ野球の一軍選手のような存在…

そのリーダーは。

教えているつもりが、優越感をむさぼりたいだけの能力自慢になっている。 叱っているつもりが、ただ罵っている。怒っている。 など。こんな感情的になっている人に対しては、抗弁も弁解も意見もない。 対話はない。 一方通行である。 こういうのに出くわした…

てへへ。

また敵を作ってしまった。 身から出たサビである。 ☾☀闇生★☽

生きてるかぎりは、

下らない、空。 ☾☀闇生★☽

ぼ、ぼ、ぼくらは……。

少年探偵団はなにゆえ、どもるのか。 ☾☀闇生★☽

やさしくないチラシ。

ケービの同僚には芝居をやっているひとが何人かいる。 で、彼らの多くが宣伝として公演のチラシを会社においたりする。 でね、 観に行く・行かないは別としてあたしゃチラシそのものに興味があるので必ず手にしてはいるのだが。 少なくない確率で不親切なチ…

『ハードエイト』追記。小ネタバレ。

TSUTAYAに返すまえにもう一度見なおした。P.T.A.の『ハードエイト』。 以下、ちょっと小ネタバレ。 あのマッチのエピソード、いらないよねえ。 何かの前ふりにもなっていない。 フィリップ・シーモア・ホフマンのシーンも、もひとつ本編に効果的に関与してこ…

不滅です。

実際にSMAPの解散騒動になにかしらの感情をゆさぶられているのは、どういう世代なんだろう。 ジャニーズ事情、アイドル事情、テレビバラエティ事情にうといあたくしにはピンとこないのは当然なのだけれど。 それでも知ってるのだわな。 メンバーの顔と名前は…

わらう自意識。

女装者に出くわす、の巻。 今月に入ってなんと二件目である。 女装者との接近遭遇。 つい先だっては勤務中の現場であった。 片側一車線の幹線道路の舗装工事。 反対車線の歩道を、それはそれは異様に短いスカートの人が来るのだな。 うん。 週末の規制開始か…

『ハード・エイト』感想。

ポール・トーマス・アンダーソン脚本・監督作『ハード・エイト』DVDにて。 これがこの監督の長編第一作ということである。 出世作『ブギー・ナイツ』はこの二作目とのこと。 しかし若手の新人監督にして、オリジナル脚本で、なおかつ画面のこの落ち着いた風…

ごった煮の魅力。

肌の色はもちろんのこと、 目、髪の色の違い、 言葉や、外見や、文化の違いがごちゃまぜになっているところが面白かったのにね。 昔のスターウォーズは。 架空の人種が入り乱れていたあの感じから、近作は遠のいて。 それにつれて世界観が狭くなっている印象…

かてごらいず。

カテゴライズというものはある種の整理整頓でございますな。 で、その仕分けのためには、区別のための基準を設定せねばならず。 あれはあれ。これはこれ、と。 厳密に仕分けるならば、その基準はより具体的でなければならず。 基準というやつは曖昧さや抽象…