肌の色はもちろんのこと、
目、髪の色の違い、
言葉や、外見や、文化の違いがごちゃまぜになっているところが面白かったのにね。
昔のスターウォーズは。
架空の人種が入り乱れていたあの感じから、近作は遠のいて。
それにつれて世界観が狭くなっている印象がある。
いまや重要な役どころはすべて実在の人種ばかりじゃないのかと。
緑色の人とか、コーンヘッドな人とか、巨大なナメクジみたいなのとか。
そーゆーの激減してません?
比喩というスタイルで連想や想像のための余白をもうけ、観客の現実問題にリンクしようというのがファンタジーの醍醐味だと心得るのだが。
それを観客が意識しているかどうかはともかくとして。
最新作の予告を見る限り、別に宇宙じゃなくてもいいじゃんかと。
普通に戦争映画でもやれよと、つい思ってしまうのだな。
敵の所有する大量破壊兵器の情報をもとに、その設計図だかなんだかを入手する話でしょ?
てことはエピソード4の前にあたる話だから、情報は嘘で、大量破壊兵器なんてどこにもありませんでした~的なオチにはできないのだろうけれど。こんだけふつうの戦争映画っぽいとつい妄想してしまうなあ。
あたしらのいるこの世界なんて、ちっぽけなんだなあと。
価値観て、いろいろだなあと。
しかもあの一連の物語は宇宙のどこかの、はるか過去の話なわけで。
そういう壮大さが、かつてはあったのにねえ。
背景にすら映り込まないねえ。
すてきな異人たち。
☾☀闇生★☽