災害が起こるとコンビニのレジ横に常設してある募金箱は、ただちにその災害への義援金目的となりますな。
— Yamio (@Yamio42529836) July 17, 2023
近年ではおなじみの光景で。
けど電子マネーが普及するにしたがって『ついで募金』をする人は減っているのではなかろうか。
つり銭は募金箱にというあれ、馬鹿にならなかったと思うのだ。
日常でもっとも手軽にできる慈善行為だったのにな。
小銭なんか持ち歩くの面倒だから、と小銭入れの整理がてらにあそこに放り込む人は少なくなかったと思う。
主流はもちろん振込だろう。
被災者に同情し、
義援金の窓口を検索し、
口座など調べてメモるなどしてネットで、もしくはATMなどから募金するというのが主流なのだろう。
けれどその小さな手間暇がめんどうなハードルになってもいて。
そこいくとレジ前募金はひょいとその場の思い付きで「ついでに」できる。
たとえそれらが小銭であっても全国規模で考えれば強力だ。
そしてこの「ついで」のひとつひとつには欲がない。
大概の人が見返りの期待もせず、つまり下心もなく、あげっぱなしの行為であるからしてささやかであっても善行として純粋だ。
ささやかなだけにわざわざ自慢をすることも憚られ、それが故に小さな自負心も得られる。
慈善はこうでなくてはならぬ。
あとは主催者であるコンビニ各社、各店舗、またその従業員の正義感にかかる。
適切に運営されているかの監視が、そもそもの出何処に欲がないぶん、なにぶん甘いからだ。
たのむぜほんとによお、であるのよな。
いまだとスマホのポイントが募金に転用できたりするんだろうか。
それはコンビニの「ついで」の力を凌駕するのだろうか。
☾☀闇生☆☽