とある複数人現場。
作業が二班に別れるとの旨、朝礼でお達しがあった。
それに伴いケービチームも割れることに。
そうと知るや即座に、尊敬する大先輩が残る三人のなかからあたくしを相方に選んでくだすった。
その理由を、後日ほかの先輩づてに聞いたのだ。
曰く、
「だって、うんこ、うんこ、カレーって並んでたら普通カレーを選ぶでしょ」
嬉しかった。
直球で喜んだ。
あたしゃうんこに比べるところのカレーである。
いっそカレーの王子さまと呼んでほしい。
んが、
ひとしきり照れたあと、ふと我に返るのだ。
そのカレー。ちゃんとカレー味ですよね。
まさかうんこ味の、、、。
カレーのお姫さまもよろしく。
☾☀闇生☆☽
追記。
この言葉の本質は、プロポーズの言葉として変換してみるとわかる。
「君は僕のカレーだ。うんこ界のカレーなんだ」
きっとあたしはお寿司にもなれぬ。
肉汁したたるビフテキや贅を極めたスイーツにもなれぬ。
せめてその哀しきうんこなる世界の、
あなたのカレーにはなれますように。
これがホントのカレー氏と。