壁の言の葉

unlucky hero your key

2015-01-01から1年間の記事一覧

ハンタ再読覚書。

トンパ的『民主主義』。 トリックタワーは塔内に設けられた数ある選択肢を5人の多数決で決めていかなくてはクリアできない。 そこで新人潰しのトンパが民主主義論を独白す。 曰く、多数決制度のふたつのタブーとな。 それは『相談と挙手』。 匿名性が失われ…

Hunter×hunter再読覚え書き。

ハンター試験。 三次試験の会場はトリックタワーと呼ばれる塔。 課題は、72時間以内に生きて下まで降りてくること。 塔の中で受験生たちを待つ3人が「出番か……」と不敵に笑う。 このたび再読でそのなかに謎の男がいることを知る。 一人はリッポー。三次試験…

昼ごろ目覚めてあらためて安靴を見てみたら、乾いた血にまみれていました。 濡らした布で拭き取ろうとすると、たちまち獣のにおいが強烈にたちのぼって。 腕の中で痙攣していたちいさな命の振動が甦ります。 ☾☀闇生☆☽

たぬ公。

目の前で、はねられた。 それこそ2m先で。 たぬきが。 道路工事の夜勤で片交を務めるあたしの目の前でのことである。 ちらちらと某施設の植え込みの中からこちらをうかがっているのは察知していた。 こら、あぶねえぞ。 と誘導の合い間に誘導灯で追い払って…

体積。

日勤でもなく、夜勤でもないよーなシフトのせいで、半端な時間に帰宅した。 気まぐれで買ったJimBeamを舐めながらHUNTER×HUNTERをまたまた読みかえす。 以下、覚え書き。 二巻。 最初のハンタ試験。 二次試験の試験官のひとり美食ハンターのブラハ。 あのバ…

常駐の監督補助現場で、しばらく人があまる状況となり、あぶれちゃった闇生。 久方ぶりにガードマンへの復帰とあいなったのでござる。 はじめのうちはリハビリ的にぬる〜いところばかりを渡り歩くことになるだろうという会社とあたくし双方同意の上の希望的…

自分の居ない場で、自分がどういう呼び名で扱われているかというのは、言われた自分への評価であると同時に、言った人間の品性やユーモア感覚や距離感やコンプレックスをあらわしていて、面白い。 直接には「さん」「ちゃん」づけでも、当人がいないとなると…

台風接近中。

はたと雨がやんで、 その静寂で目が覚める。 隙をつくようにゴミを出しに出る。 ものすごいね、虫と蛙たちの音が。 ☾☀闇生☆☽

透明人間。

無能なり。 勝利を分かち合うチームの中で、ひとり、それを肝に銘じるの巻。 人が褒められるのを自分のことのように喜ぶのはいいとしても、自分が褒められたような気になってはいかんのだ。 と踏まえつつも、健闘をたたえ合う輪は壊さぬように。壊さぬように…

The意識。

とある工事関係各位が一室で顔を合わせる場。 お固いお固い、場でのこと。 それぞれの部門の長に、そのアシスタントとして部下が付いていて。 その一人にひと際目を引く女の人がいて。 有体に言って、モデルさんのようなラインなのであーる。 いや、「ような…

天。

井上雅彦著『バガボンド』29巻。 沢庵坊が武蔵に『天』を説いている。 はい、ここ感動するとこですよー的な熱さである。 いわずもがな沢庵は仏教徒。 んが、 絶対的な天という概念はお釈迦さま由来のものではなかったはず。 といって古事記のなかでウズメち…

音。

窓の外の虫の音が心地いいので、真夜中に散歩。 原マスミの『ピアノ』が頭のなかに。 蛙たちが騒いでいる田んぼのそばを過ぎ、 終電を過ぎた駅前に向かってみる。 誰も居ない路地にぽつんと立っている自販機の微かなモーター音、 コンビニやマンションの室外…

見・観の極意。

雨ン中、健康診断を受けてきたのである。 たしか去年も、 傘をさしてレントゲン車の列に並んでいた。 あのだらだらとした待ち時間がいやなので、この度は開始時刻の一時間も前に行ってやったのである。 そして、このたびも前夜にお酒をいただいているので、…

おっさんの手。

50歳を過ぎて、同僚のいじめに音をあげて故郷に帰ったおっさんがいる。 彼は逃げ帰ったかのように思われている。 けれど、そうだろうか。 ひとつの選択肢を選んだだけだろう。 バイタリティの問題だ。 よそへ移るというのは、柔軟で、しかも強くなければでき…

井沢元彦著『神道・仏教・儒教集中講座』徳間文庫 読了 再読 いわゆる日本の『サヨク』の反戦平和主義というのは、日本人の価値観の根底にある『穢れ』への意識からきているとする著者の炯眼に畏れ入る。 その性分は歴史のなかで目鼻がついたり尾ひれをつけ…

夢の中で中学生のように駄々をこねて、泣く。 目覚めたら、ほんとに泣いていた。 ☾☀闇生☆☽

花火大会。

大会、と銘打つからには競争でございまして。 どこの作った花火が良かったかを競うというのが、この催しの大前提なのでしょう。 して、その提供者はどこのお金持ちか。 はたまた地元に根付く企業のどこそこか。 けど、まあ、お祭りと同義語になりつつあるの…

元って何?

鳩「元総理大臣として」って何? 権力者であろうが辞めたらタダの人っていうところが、民主主義の最大の美点じゃなかったのかい? てことはだ、 『元』とか『前』という肩書きを持つ者への扱いに民度があらわれるということじゃないんでしょーか。きちんと敬…

パン屋。パルティールの巻。

東京に住んでいると車がいらない、などと人はいうが。 三鷹の深大寺あたりといえば、車・バイクを持たない人たちにとってはまことにもって交通の便が悪い。 たしかに、深大寺そのものや隣接する植物公園は観光地であるからして、そこのみが目当てならバスが…

芸人とは

アーティストは政治的発信控えるべきなのか ↑ この問題は、案外ふるくからある気がしている。 おそらくは音楽家(ミュージシャン)が、芸術家(アーティスト)と呼ばれるようになったころからだったろう。彼ら作家の個人的信条や政治的発言が許容され始めたのは…

貧困と自尊の危機に苛まれるなかで希う平和と。 棚ボタの安寧のなかで叫ぶ平和と。 ☾☀闇生☆☽

盆休みはこれといってすることもなく過ごす。 洗濯。 ウォーキング、 サイクリング、 昼寝など。 数日、かつての勤務先の後輩とのメールのやりとりが、ちと宗教がかってきている。 だもんで、話に出た映画のひとつ『最後の誘惑』を観直した。 啓示を受けてか…

切に、思うのだ。 いや、願い、祈る気持ちで以下を書きしたためるに至ったのだが。 初対面で女の人がよくやらかす、例の質問について。 「わたし幾つに見える?」 これ、もうやめませんかと。 こちらの心臓によろしくないですよと。 なんたらハラスメントと…

岩手中2自殺:生活ノートに記された気持ち…担任報告せず ↑ もうあれからひと月も経ってしまったわけですが。 生徒と担任のあいだでやり取りされた生活ノートの記録を目にした当初、書かれた文言だけであれこれ言うのはどうしたものかと思ったものである。 …

歌う姿は、 幕末の美剣士を見るような、そんな気持ちになります。 見てみたいな。 二本差して、腕組みして凛としている立ち姿を。 ☾☀闇生☆☽

はっぴいえんど。

道路使用許可書をとったうえでの工事車両の一通逆走。 その出口で、ダンプ逆走中の通行止めと、出し入れを担当す。 ダンプ逆走中、クロネコの軽ワンボックスが進入してきたので、お待ちいただかねばならない旨説明しようと運転席に歩み寄ったところ、ウイン…

熱中症で22歳男性死亡 香川、国道で交通整理中 産経WEST ↑ だからさ、 こまめに休憩をとったところで所詮は炎天下の野外なんだから。 1時間おきに20分の休憩をとらせたというのを仮に信じるにしても、公道のうえなんだから。 たとえば先週末についた現場な…

ぱちぱちとなにかが爆ぜる音で目を覚ます。 午前零時。 すだれ越しに満月。 火事か? 飛び起きて耳をすました。 網戸の外をうかがう。 ちがう。 水の音である。 雨? 外灯の明りの輪を凝視するが、そんなようすもない。 強まったり、弱まったり。 ぴちゃびち…

まあ、あれだね。 ヒトとしてつまんねんだろうな。 ☾☀闇生☆☽

つかれた。 あまりに不調がつづくので先週、久しぶりに休肝日をもうけた。 二日間。 そのあとも毎晩、発泡酒のロング缶を一本だけ。 あとはノンアルコールビールにしている。 体調は、別に変わらない。 気持ち、身体が軽くなったような。 まあ、こんなもんだ…