熱中症で22歳男性死亡 香川、国道で交通整理中
産経WEST
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だからさ、
こまめに休憩をとったところで所詮は炎天下の野外なんだから。
1時間おきに20分の休憩をとらせたというのを仮に信じるにしても、公道のうえなんだから。
たとえば先週末についた現場なんかクレーマーの巣窟にマンションをぶったてるわけだ。
ダンプの出入りルートには点々とガードマンを置いて、歩行者が完全にクリアになるまでダンプを待たせ続けなきゃならない。*1
そういう住人協定を結んじゃってるんだから。
ダンプを待つ間に、せめてもの影をもとめて立ち位置を変えても、そこが個人宅のまえならNGだ。
うちのまえに立つことまかりならぬと。
なんだか覗かれてるみたい、とかこわいとか気持ち悪いとかなんとか言われて顔の向きまで規定されている。
あのマンションの方向には顔を向けない事、と。
だもんで周囲の安全確認すらままならない。
ダンプの出入りには警備をつけろという癖に、立っちゃいけないとこばかりなんだから。
縁石すら踏むなと。
となれば丸一日影のないポジションもあるわけ。
南向きのゲート前なんか、刑罰みたいなもんだ。
そんなこんなの事情を想像する力のある人だけが稀に「ごくろうさま」と会釈をくれる。
で、そんな搬出入体制だもんだから、とうぜん時間も押すわけで。
なしくずし的に休憩は無くなるよね〜。
水分はね、午前中に少なくとも2リットルは飲んでいる。
ぜんぶ汗で出ちゃってしょんべんにならない。
ちなみに産経の記事の『交通整理中』というのは間違い。
警備員には交通整理はできないし、やってはいけないこと。
整理には権力が不可欠。命令として『止まれ』『進め』ができるということで、これは警察にしか許されない。
交通腕章をつけたガードマンが許されているのは『交通誘導』ね。
ゆーどー。
そこんとこよろしく。
公道の植栽関係の警備は、この時期つらいよねえ。
☾☀闇生☆☽
*1:これがまた矛盾でね。たとえその歩行者が路上に立ち止まってお喋りをおっぱじめても、我々は急かすことが許されず。お年寄りやベビーカーのママ、脚の悪い御老人も、じっとじっと待つのだ。場合によっては先にダンプを通す方が歩行者にとっても気が楽なケースだってあるでしょ? この暑いなかだ。ゆっくり自分のペースで歩きたい。けど、そういう取りきめで監視されているから、工事車両が待つ。んで、そのダンプが抜けるまで、後続や対向車両も待たせなくてはならないわけで、それがもし住人の車なら「おい、住人優先って約束じゃねーのか!」とまたクレームになるわけ。