談志と作家の対談集。
— Yamio (@Yamio42529836) September 9, 2023
吉行淳之介、色川武大、結城昌治、景山民夫、伊集院静、石原慎太郎の六人。
歯に衣着せぬ石原慎太郎とのやりとりが痛快。やはり面白い。
落語国の住人で云えば自分は物知りのご隠居ではなく八っつぁんだ、と談志。 pic.twitter.com/LEknkiOm32
ところが昨今はご意見番のような物言いをする噺家が増えた。
もしくはそれを真に受けてしまう世間になってしまったのか。
つまりが洒落の通じない世の中。
それは八っつぁんも、熊も、与太郎さえものさばらせてしまう世の中であり。
囃し立てつつも関わらないようにする無責任な世の中なのではないのかな。
あたしら噺家なんてのはろくでもない。八っつぁんであり、熊であり、与太郎のようなものでござい、という自嘲と矜持で世渡りできるのが噺家の特権であって。談志が自画自賛し天才を自称するのはその文脈においての愉しみどころなのだと思う。
しかしその時代は過ぎた。
談志が最後だろう。
☾☀闇生☆☽