壁の言の葉

unlucky hero your key

アイとヘーワ。

 敬愛、尊敬する先輩たちにまんまとハメられるというのは、あれだな。
 なんかこう、あとからあとからおも~くきいてくるな。
 惨めだし。
 けれどその影響自体が、てめえの下心のうらがえしなのだと思い知ることができる。
 ナニゴトカを期待していたその大きさのぶんだけ、凹む。
 敬慕することへの見返りを、どこかで期待していたのだよあたしは。きっと。
 好いてやっている、とどこか高慢に構えていたのだろう。
 好けば好き返されると、思いあがっていたのだろう。
 なんといやらしい。
 なんと、いやらしいことか。
 おぞましくさえある。
 勝手に愛しっぱなしでいればいいものを。




 愛と屁ーは、こき逃げするように振る舞うべし。




 なんか勢いで書いてみたが、どうだか。
 しかしまあ、ハメられたよ。
 お人よしは、なおらない。
 要は、愛をこき逃げていたつもりが、屁と認識されて、煙たがられていたと。
 ひとりよがりだったと。



 
 夜勤あけ。 
 ともかくも闇生はただいまからやけ酒タイムである。
 もうね、ひとりでがっつり呑む。
 ハメた連中は、週末のうまい酒になるのだろう。
 



 ならば、それでよし。
 うまい酒をおごったったよーなものである。






 Cheers!!!





 ☾☀闇生☆☽