有事でさえも律義に合議制で事をすすめようというのだから、そりゃあ時間がかかりますよ。
じれったいですが、そういうシステムをよしとしてきたのですからこれまで。あたしたちが。
なんでもかんでも話し合いで決めようと。
多数がそれを認めないと決定できないようにと。
火事のときに、到着した消防隊員がさてどこから消化しようか、その水をどの消火栓から誰がどのホースで引っ張ってくるかなどと話合いをしていたら、もうアウトでしょ。
なんせ和(輪)の国ですからね。
そのうち話し合いで決めるかどうかを話し合おうだなんてことにもなりかねない。
平時と有事ではルールをかえないと。
たとえば緊急避難というのは、簡単にいえば平時ではゆるされないことを、緊急時に限定してゆるすという法律でしょう?
国防や災害時について、そういう視点が(我々有権者にも)欠けていたから、今こうしてもたもた話合いをしているわけで。
いっこうに国からの支援が届かないわけで。
阪神淡路大震災のころから、同じこと繰り返しているような気がするのですが。
闇生