現場への常駐を義務づけられた代理人役を、定年した嘱託さんにまかせるケースが増えているらしい。
あたしゃ、ちょいちょい出くわす。
彼らには工程や予算をどうこうする権限までは無く、
しかしそれでいて責任はある程度ひっかぶっているわけだから、大概において保身的になっている。
すきあらば何かと人を減らしたがるし、そのぶん無理をさせる。
これが不安全行動のもとになっていることが間々あるのだ。
彼らより若輩であっても正社員のほうが権限があるせいか、決断力があり、前向きなのは確か。
危険をおかして納期をまもろうとするよりも、安全をとる。
そこに価値の基準が確定している。
よって重要な案件はできるだけ正社員をつかまえ、言質をとっていくのが賢明だと心得ている次第。
んが、
現場に社員が滅多に顔を出さないとなると、こまっちゃうんだなこれが。
のらりくらりと断言をさける嘱託さんに翻弄されて、へとへとになっちゃう。
へとへとなんです。
☾☀闇生★☽