そうだ。
目標に向かって黙々と前進しようというすべての人に、この本を薦めておかなくては。
文太郎という実在の登山家の話です。
それは、まだ登山のための登山というものが、理解されていなかった時代。
ならば装備品も自分で独創しなければならないわけで。
それでも彼は働きながら、もくもくと一人、日本の山を制覇していくのだ。
人生にしろ、
夢にしろ、
それは登山のようなもので。
痛いほど孤独で、
ときにつらく、
挫折も味わい、
にもかかわらず、やはり登る。
そうする意味を自問しながらでも、そうするほかないわけで。
と、考えずにはおれないから、共感もあるし、教訓も多い。
闇生は、やめてくれってくらいに泣いたよ。
一分でも若いうちに、
てか『今』読んでほしい一冊です。
☾☀闇生☆☽