ひとの色恋沙汰のために、添え物として招集されたりすんのも、まああれだ。
つかれるわな。
めんどくさいお年頃となってしまったものである。
おっさんだもの。
ほっといてくれと思ふ。
いや、年齢のせいでもなかろうと。
若い頃からめんどくさかっただろうが、そーゆーのが。
で、今回も人数合わせだか、盛り上げ役だかもしらんのだが。
無理のある企画なわけだ。ショージキ。
お目当ての女子と接触する機会をもうけようと、もうね、彼は必至なのだ。
そりゃそうだろうけれど。
Love is blindness.
盲目であってこそ恋だろう。
わからないでもないのだけれど。
わきまえようよ。独り身のおっさんであり、かつ底辺であるという罪人の身の丈をさ。
されど恋は盲目だ。
それでも、彼は「あがけ」と云ふ。
しかしそのあがきどころは、人によって違ふのだな。
すくなくともあたしとは違ふ。
だもんで時間がもったいない。
ましてやあたしゃそのお弁当のいろどり役であり、かつ仕切りの脇役なのだし。
開封されるやいなやに用無しとなり、ポイとのけ者にされちまう、あの緑のギザギザ。
バランである。
あたしゃバランなのだ。
夜通し雨ですな。
Love is blindness は Cassandra Wilsonの『New Moon Daughter』収録のが絶品です。
ぜひ聴きませう。
追記。
この引き立て役というのは、万が一、コトが成就したとしても当事者たちの記憶にも残らず、必然的に感謝もされないのだな。
それで In the night sky.
それでいいんじゃないすか。
☾☀闇生★☽