姉からのメールについイラっとした返信をしてしまう。
それでなくとも右も左もこの騒動への悲観論ばかりで嫌になっていたところだった。
心配だ、心配だ、
怖い、怖い、
嫌だ、嫌だ、
なんの解決にもなっていない。
古いハリウッド映画のように、
絶体絶命のピンチのときすらもジョークで笑い飛ばすような。
いやジャッキー・チェンの映画でもいいのだけど。
あるいは落語にもあるとは思うのだが。
べつに楽観しろとはいわぬ。
がちんがちんにこわばらせるのでもなく、
でろんでろんに弛緩させるのでもなく、
警戒しつつも心の弾力は保っていようね。
闇生