引退宣言は毎度のことだから慣れっこだ。
んが、
今回ばかりは本当かとも思う。
これまでのは「毎回これが最後だと」いう自己暗示もかねてのことだった。
けど、今回は正式発表でしょ。
とはいえ、引退しようがしまいが、まあそうだろうなと腑に落ちてしまうんでしょうけどね。
言ってるのは長編から身を引くということで、美術館用の短編はやりつづけるのでしょう。
けど、あざとい。
タイミングが。
映画祭に出品して、夏休みが終わって興業的に落ち着きつつあるこの時期をねらってってのが。
まあ、
そうまでして常に興行記録を塗り替え続けなければならない大人の事情を背負ってもいるから痛々しくもあるんだけれど。
ものつくりが引退なんてことをわざわざ宣言しなくてはならない立場というのも、アレです。
つらいわ。
スタッフの子供のための幼稚園まで兼ね備えたスタジオの存続もあるし。
本来、若手の台頭におされていつのまにか消えているってのが理想だったのかな。
売らねば。
☾☀闇生☆☽