壁の言の葉

unlucky hero your key


 あのな、
 黄色いコダマがな、































 何の因果かしらんが、
 まっきっきになっちまったコダマさんがな、




























 きりんさんの顔に寄生していると、





























 そう解釈すればだ、
 たったそれだけで見慣れた公園は、
 そのときから魔界の入口だ。


 んで、
 それこそが子供の力なのだ。
 かの、
 名盤のほまれ高い細野晴臣の『HOSONO HOUSE』の凄みは、
 てかミソは、
 ラストを飾る「薔薇と野獣」に垣間見えるそんな子供の恐ろカッコいい視点に尽きるのだな。
 これでしめてこその名盤だでよ。


 かく云うこの闇生、
 最新作を聴きこんでいる今日この頃なのであーる。
 んで、
 巷ではなにかとその『HOSONO HOUSE』が連想されるらしいのだが、
 どうだろう。
 全体に
 薔薇と〜、のような狂おしいまでの甘い闇は新作にはないことは確かで。
 けれど、
 その他の楽曲にあった重複というか、無駄が徹底して削ぎ落とされているのもまた、確かなのだな。
 全体に、
 チャームポイントであるところのちょこなんとした可愛らしさに、溢れている。
 それが純化されている。
 ソロ一作目と今作の間に積み上げた時間は、ダテじゃーない。
 ああ、そうですとも。
 ですともさ。
 愛おしくなるのですよ。











 音楽がね。







 ☾☀闇生☆☽
 

 悲しみのらき★すた、
 かーいい。