あのさ。
駅前の通学路、
の通学時間帯。
女子中学生が、ケツパンツ丸出しで走って来て、そのまま笑顔で通り過ぎて行ったのだよ。
リュックを背負うときに、ミニスカの裾もいっしょに背負いあげてしまったようで。
まあ、紺色だったので、ブルマ的見せパンなのだろうけれど、
そう。だろうけれど、である。
少女が、ケツパン丸出しであはあは笑って駆け去る姿は、どうにもこうにも。
あれ、あたしが注意してやってもよかったのだが、どうなんすか。
見知らぬおっさんに駆けよられて、そういうの指摘されるのって。
しかも思春期である。
理想は、通りすがりの女性の先輩方がそれとなく声をかけてくれることではあるまいか。
と思いつつ、
昔、見せブラウスがはやったころ、それをシミーズと呼んでいた世代が、良かれと思いその露出を指摘して顰蹙をかったことがあったっけ。
良心ですら、時代というものは駆逐してしまうのだ。
良心ぶっこいて馬鹿見るくらいなら、見て見ぬふりだろうなあ。
ならばあれだ。
こちらも負けじと丸出しにして追い抜いてやればいい。
なにが「負けじと」なんだか。
追記。
用語、間違ってます?
とにかくあのスカートの裾からちょろっと下着が見えているのがはやった。
それをシミーズと呼ぶと、だっさーい、と若者たちは嗤った。
けれどいままた用語として復活しているそうな。
シュミーズ。
言語はフランス語というが、言葉の示すものは日本でのものと違うらしい。
☾☀闇生☆☽