どうにもこうにも、つらい。
 いただけない。
 苦痛でござる。
 かつてここでのたまったはずだが、
 また繰り返しておこう。
 お祭りに、大音量でたれ流す『音頭』についてである。
 乱暴なまでにアンプで増幅され、
 スピーカーを通じてがなり立てるあれのことだ。
 すまん。
 エロ屋のあたしが言うのもヘンな話なのだから、重ねて先に謝っておく。
 すまぬと。
 でもって、
 さっそく言わせてもらおう、






 下品だわ








 ……と。
 断っておくが、
 音頭というスタイルそのものが下品だと言いたいのではない。
 下品な音頭がやたら流れるということでもあるし。
 また、
 たとえあれがツェッペリンであっても、あたしゃそう感じるのではないか。
 というのもまず音がね、
 身体にまったく合わない服を着せられているような。
 たとえば、
 おすもーさんがワンピの小児用スク水を、無理矢理着せられているような。
 なんか罰ゲーム的なことで。
 しかも一門総出で、着せられる。
 それはそれでおもしろいが。
 てか遠くから見てみたい気はするが。
 んこたどうだっていいのだが。
 金切り声で泣き喚く、半裸、汗だくのおすもーさんの群れである。
 のっぴきならない。
 でそれを聴かされている近隣住人からすれば、耳をレイプされているような。
 とりわけツライのが、曲の合間のMCね。
 拡声器で、踊りの輪に加わることを執拗に強いてくるのよ。
 有体に言えばアジってくる。
 大人に言わされてる感丸出しの子供の声が、棒読みでかましてくる。


 嗚呼、もお。


 太鼓にしろ、
 笛にしろ、
 生音でやればかっこいいと思うのだがなあ。
 ついでに言えば、
 お神輿の音頭とり。
 あれを洋式のホイッスルでやるのも、違和感がある。
 

 ピッピッ。
 わっしょい。
 ピッピッ。
 わっしょい。


 それを警笛とも言うように、
 どこか強制的、もしくは緊急的な意味合いが強いので……。
 





 電気の無かった時代の祭りは、
 いったいどんな風情だったのだろうか。




 ☾☀闇生☆☽