またあいつの仕業かよ。
おそらくはそんなノリ発信の業務連絡を、
オフタイムに受ける。
いったいお前、どんな処理したんだ。
語気も鼻息もあらあらと、執拗に責め立ててくるのだが、
まもなく誤解はとけた。
向こうで勝手にとけやがった。
無罪放免なり。
それはいいが、
「あ、なんだ。そうかそうか」
と自分だけで納得して、
ぶっきらぼうに電話を切られてしまうと。
照れ隠しなのだろう。
んが、
こっちはぽつんと取り残されて、ひとりじっとケータイを見つめるはめに。
酔いもすっかりさめて、
食欲すら遁走している始末であーる。
どーすんのよ。
柿の種。
どーすんのよ。
オニオンサラダ。
なんだろか。
この、
まるで知らないコに、
いつのまにかふられちゃった感は。
仕事の緊急の話なので、オフでも真夜中でもいっこうにかまわない。
むしろそこに遠慮があっては、いいチームワークなんか生まれないと信じる。
大いにやってくれて構わんのだが、
問題はそのあとのケアだわな。
やむを得ずに前戯をすっとばすというのなら、それなりにちゃんとしてくれないと。
自発的に動くから、そのぶんミスも起きやすくなる。
だもんで、
必然的に目をつけられる。
けど、どうよ。
言われたこと以外はなにもせずにしているのなんて、つまんねえだろ。
ちっとは、
なにもやらないやつにも目をつけといてくれ。
☾☀闇生☆☽
どーでもいいが、
季節なので恐怖映像を検索して愉しんでたら、グロいのに出くわしてしまった。
鼻くその王さまといおうか、
ジャバ・ザ・ハットといおうか、
そんな大ボスをピンセットで摘出する内視鏡映像であーる。
どぅわぁぁああっと、ラスボスが取り除かれた瞬間は、まさに鳥肌。
関連映像で、その耳くそ版を見てしまう。
いったい何年かけてあんなにまで……。
もおね、やたらフラッシュバックしてかなわんよ。