リアクション動画というやつをハシゴしていて。
日本製のとある人気ゲームの新作発表に狂喜するファンのそれに行き当たった。
そのプロモーションが流れるや、どいつもこいつもOMGの連呼だし。
Shit!!の大量脱糞状態だし。
泣き出すのまでいたし。
怒ってんのかなんなのか感情をコントロールできない野郎までいる始末。
さながらあれだ。
祈りがかなった雨乞いの衆だ。
んで、
そこまで騒ぐのならと、そのシリーズの最初のを購入してみた次第。
すまぬ。
結論からいおうか。
てめえの身の丈を見誤った、と。
第一作のプラットホームはPS2であり、不肖闇生もかろうじて所持している。
その埃を吹き飛ばしてさっそくプレイしてみたのであるが、すぐに思い出した。
ああ、この会社のゲームはくそみたいにムービーとイベントが長かったのだと。
待てど暮らせど一向にコントローラーをいじらせてくれない。
ちょっと触らせてはすぐイベントだ。ムービーだ。
んもおおお、いけずー!
嗚呼、触りたい。
いじりたい。
映画ぶった演出でドラマをやっているのだが、そのわりにはマが悪いし、テンポもぐだぐだで。
なにより長い。
それでも頑張ってこの苦行をのりこえ本編にたどりついた暁には、あたしだって彼らのように公然とOMGを叫び、Shitを連続噴射できるのだと夢見た。
これはジラシのテクなのだと。
させてくれそーでさせてくれない「ちょっとだけよ」なのだと。
そのうち豹変して「もっとちょーだい」になるド変態に違いないと。
そしたらこらっ、とジラシた罰にお仕置きである。
スティックをいじりにいじり倒してやろうじゃないか。
そこにきっと自由があるのだと。
夢はかなうのだと。
メーカーを確認してからにすれば良かった。
ま、中古で250円でしたから。
そんなもんでしょう。
あたしのゲームの読解力が、つたないのです。
どーもすんません。
そのゲームとは違う作品の新作発表リアクションで、
「これで俺たちはまた少年にかえることができる」というコメントがオツだった。
言葉も文化もちがう人たちにあれだけ待望させるという力は、でかい。
☾☀闇生★☽