風邪なう。
いまどき『なう』も無いもんだが、
まあ、なう、と。
鼻の奥。喉との境界あたりにしがみついた何物かに苛まれ。
そいつは鼻をかんでも痰を切っても一向に出ていこうとはせず。
ええい、かまうものかと半身浴のあと、噴き出すおっさん汁にまみれたまんま、青鬼をちびりちびり、すっかり夏めいた五月の風にさらしておいたところ、やられた。
洟がしとどにたれてくる。
やがてつまって、味がわからなくなる。
おのずと口呼吸になって、睡眠があさくなる。
節々が痛み、あたまがぼおおおお、としたまんま。
あ。
まんまとヤツにもっていかれてるではないか。
昨夜あたりからたまに咳が込み上げるようになった。
現場にも着々と蔓延中であーる。
風邪。
皆さまも、ご注意あそばせ。
(闇生🍀)