というわけで、医者に診てもらいに行ってきた次第である。
今の現場はまだ三勤務だというのに、この体たらくである。
情けない。
しかし熱があって腹が下り続けているのだからしゃーないわけで。
派遣先に病欠する旨伝えてから病院へいそいそとおもむいた。
この地域ではかなり大きめの総合病院なので、朝から混雑している。
総合受付の待合ロビーや、各科の待合所には案内モニターが置かれいて、診察の順番をそこで表示しているのだが、その合間合間に「掛かり付け医」を持てと啓発していた。
まずは地元の病院で診てもらえと。
そこでの設備ではできない検査などが必要だとわかったならば、紹介書を書いてもらって、しかる後に来院されたし、と。
で、経過が安定したならば、また掛かり付け医への紹介書を書くから、戻れと。
もう、いっぱいいっぱいなんじゃと。
受付をすませるとこんどはモニターとおんなじ内容を書面にしたプリントを渡された。
繰り返し、掛かり付け医を持てという。
そうなんだろうなあ。
そんなこんなでこの混雑は「地元のちっちゃな掛かり付け医よりはデカイとこのほうがなんか安心じゃん」という「なんか安心」の根拠のなさが積み重なったものであるとわかる。
で、それでいながら居るんだ。
待ち時間の長いことに腹を立てているご仁が。
なるほど、そりゃあ繰り返し啓発したくもなるよね。
ところであたくしの診察の結果は『ウイルス性の腸炎』ではないかとのこと。
なんでもこの時期に流行るのだそうだ。
でこの手の病気は、下痢を止めるよりは、どんどん出して悪性のものも一緒に出した方がいいと教えられた。
その点、風邪と同じですな。
水分をこまめにとって、汗かいて、しょんべんじゃんじゃん出して、出るものは全部出して、あとはひたすら眠るしかないと。
非常に納得のいく説明だったのだけれど、いざ処方箋を受け取って薬局に持っていくと『下痢止め』が処方されているではないか。
しまった。
処方箋をちゃんと確認しとけばよかった。
なんか抱き合わせで売られたっぽいのか?
下痢を無理に止めてはいけない、とのたまったその医師がそんな処方をするのだろうか。
ううむ。
ともかく、消化のいいもの食べて、水分とって、寝るというは基本なのです。
☾☀闇生☆☽