壁の言の葉

unlucky hero your key

Antonty and the Johnsons.

I am a bird Now//Antony and the John

 ゲスな言い方をすればだ、買った三枚ともアタリだった。
 けど、これはね、
 こちらがたじろぐほど深いとこをえぐってきて、
 んで、
 そこを温いもので満たそうとするんだな。
 痛みを知った人ってのはそういうものでね。
 などと知ったかをかますのもアレなのだが、
 やられたよ。
 とてもじゃないが、
 ウォーキングのお伴に、
 とか炊事洗濯のBGMに、
 なんてお気楽な聞き方はしたくない。


 ひとりぼっちで、対峙すべし。







 ☾☀闇生☆☽


 収録の『FISTFULL of LOVE』。
 ネットで観られるむライヴ映像とは違って、ブラスアレンジが、ソウルミュージックのように熱く躍動している。
 まるでオーティスやサム・クックのように。
 意外な背景を垣間見た気がした。