連載スタート!
小説『カレイド』
— Yamio (@Yamio42529836) 2022年4月9日
序章「恋文」
第一章「涼子」公開しました。
🐸🏀🔪🚬
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もとは『カレイドスコープ・シンドローム』というタイトルで書き進めておりました。
昨今の長文化と冗長になるばかりのタイトルの傾向をあまりよろしく受け止められない、そんな古いおっさんなのでバスっと切ってみた次第。
思えば、AVの歴史がその先を行っておりました。
VHS~DVDに移行していくあたりで、もはやタイトルというよりは内容説明のような趣きとなっていった。
それは当時エロDVD屋に勤めていた経験から痛感しておったのですな。
来る日も来る日も新作タイトルのPOSレジ入力に明け暮れていましたから。いやほんと。
ともかく、小説だ。
無料公開しておりますよ、あーた。
労力と時間を費やしたものを無料で提供する虚しさよ。
これを痛感しておる次第ではありますが。
そうはいってもこのご時世。そしてあたくしの年令、健康状態などを踏まえるといつ何時コロッと逝っちまうか知れたもんじゃーない。
そんなこんなで需要のないままに、晒すというプレイに奔った次第でございます。
あたくしの人生経験上わかってしまうのではありますが、これ、おそらく誰もよまないでしょう。
このブログと同じ。
で、誰の感受性も刺激できないでしょう。
このブログと同じです。
とそんな思いで書いたのがこれです。
いわば八方ふさがり。
ならば、はなから外へ踏み出そうとなんかしてないもんね、と肚を括った。
塞がれてるんじゃないもんね。
守らせてるんだもんね、と。もーわけわかんないでしょ?
そんな閉塞感が、この作品のテーマだったりもする。
まだ野望があった頃のは前作『鍵男』までですな。
ともかくだ。
安かろうボロかろう、という力学があるわけで。
となれば、あたくしなんかが書くものなどひとたまりもない。
泳げないのを川のせいにして海に行ったところで泳げない奴は泳げない。
生き恥を指さして嗤いたくなるでしょうけれど、そこはひとつ、そっとしといてくださいませ。
勝手に消えますので。