『Do The Right Thing』

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 音楽やってます。
 歌うたってます。
 曲作ってます。
 主にゴスペルが大好きです。


 などというわりに、アレサ・フランクリンも知らない。
 サム・クックもオーティスも知らない。
 JBはセックス・マシーンくらいをなんとなく聴いたことがあって。
 ドニー・ハサウェイもマービン・ゲイもぴんと来ない。
 スティーヴィーはお勉強として聴いたことがあり、
 バディ・ガイマディ・ウォーターズ、BB・キングといった名だたるブルーズマンたちに関してはまったくの無知。
 リトル・リチャードやチャック・ベリー、らロックン・ロール世代も、
 パーカー、ディジー、モンク、ロリンズ、コルトレーン、マイルズといったジャズ・ジャイアントたちの名前も知らない。
 

 ゴスペルが好きです。


 ひょっとしたらマイケル・ジャクソンやプリンスも知らないんじゃないかと思って、ちょっとこわくなった。
 いいんだけどね。
 それも自由なんだけどね。
 その雑談の中であたしが熱く語ったスパイク・リーの『Do The Right Thing』に興味を示したので、DVDを貸した。

 んが、
 なしのつぶて。

 ううむ。
 いいんだけどね。
 いいんだよ。べつに。
 ただ思うのだけれど、ひとつの音楽ジャンルにうといだけ、という話ではなくて、世界に興味が無いの? ひょっとして。
 と感じた。
 音楽と社会状況は密接だ。
 だから、その音楽に興味がわけば、時代背景は嫌でも(少なくとも匂いとして)入ってくる。
 これは欧米かぶれという問題ではなく。
 認識の問題。


 ちなみに外国映画のタイトルがひとつも彼の口から出てこなかった。
 文学も然り。
 さて、それで曲もつくるというのだが、いったいどんな歌詞を書いているのやら。
 

 八十年代だったか、九十年代だったか、
 そのあるときから、日本の音楽の歌詞が劇的に変化した、と分析した評論家(哲学者)がいた。
 それは自分をちっぽけなものとして謙遜する歌から、自分もしくは個人を世界の中心にすえて賛歌したり励ましたり癒したりする歌への変化だった。
 この流れ、まるで個人が確立される文化的な成長過程と考えられがちではあるが、個人は個人だけで個人になれるわけもない。
 自分だけを見ていたのでは、自分なんて欠片もわからない。
 
 


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 闇生