壁の言の葉

unlucky hero your key

12人の。

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 純粋にいえば演劇体験とはちがったことになるのだとおもうが、そこが面白そうだ。
 まさにこの事態だからこその催しになる。
 おそらくは単純なリモートでの読み合わせにはしないでしょ。
 オリジナルは日本に陪審員制度が採用されていたとしたら、という『もしも』の設定であった。
 それを、陪審員の審議がリモートで行われているという設定にするのかな。
 家事や商売のあいまにカメラ前にすわって審議に参加するとかいう。
 ありきたりの事件なんで、みんなさっさとカメラを切って本業なり趣味の時間にもどりたいという。
 カメラの前で飼いネコをいじりだしたり。
 やはり画面分割でやるのだろうか。
 セリフをしゃべっていない人物の表情や演技にも同時に目を配れるのなら楽しいな。
 けど十二人同時にとなると、分割サイズが小さくなりすぎる。
 どうやりくりするのか楽しみだわ~。


 ね。
 場を失った人たちが、活躍できる場をもとめて動き出す。
 この場合Youtubeにどんどん流れ込んでくる。
 あらゆる業種、業界で似たようなことがおこっている。
 ならばそれを仕方なさげにやられたんじゃ観ているほうだって面白くない。 
 どうせなら楽しもう。楽しませよう。それが活力というものだ。






 期待しています。






 ※追伸
 これに刺激されて、リモートならではの企画がじゃんじゃん多発することを期待している。
 過去データの無料配信も良いけれど、それって代りの効果だものね。
 コンサートいけないから過去のライヴ映像で我慢というレベル。
 それとは別に、おうち状況だからこその、おうち状況のための、おうち状況が舞台のネタがあってもいいじゃんかと。
 むろん、このまま無料配信ばかりが続くのでは経済効果にはならないだろうけれど。
 新コロ終息後にもひとつのスタイルとして定着する可能性はおおいにある。
 音楽にしろ、芝居にしろ。
 クドカンも復帰するし。
 大人計画とか、どーすか。
 劇場とは別に、これ用に一本どーすか。
 一人芝居やってる人とか、 
 どーすか。

 
 
 
 


 闇生