下る水。

 トライアスロンリレー通常通り実施 水質改善を確認
トライアスロンリレー通常通り実施 水質改善を確認 - スポーツ : 日刊スポーツ


 まず日常時の生活排水の処理自体が、いっぱいいっぱいなわけよ。大前提として。


 下水処理の工程なんか、専門的な知識が無くてもなんらかのフィルターを通すことは想像できるわけであり。
 再処理にいたっては種類別に仕分けされた微生物の水槽を段階的に通過させることで分解するのだし。
 だとすれば、間に合わんでしょ。雨なんぞ降ろうものなら。
 下水道界には『一滴ルール』という一滴でも雨が降ればただちに退去という、人孔内での作業に対する厳密なルールがあり。
 ということが、たったそれだけの降雨でも水位が急激に上昇するということの証左であり。
 となれば、その大量の水は、どう処理されるのか。
 緊急放流として、処理工程すっとばして海に流すしかないでしょうに。
 そしてその放流は、雨が降るたびに行われるわけで。
 それくらい想像できるでしょうに。
 
 つまり、緊急放流の影響下で検査すれば、それはそれなりにばっちいわけで。
 砂浜をあるけば、浣腸器や生理用品、避妊具、注射針が打ち上げられていることくらい、関東のとある海辺で育った身としてはあたり前の光景だったし。
 逆算するまでもなく、それらは心無いものたちによってトイレに捨てられたものであることくらいは、少年のあたしでも想像できた。
 ようするに、トイレから海は直結だと。
 だもんで、


 なにをいまさら。
 


 それにかなう処理施設を、税金で賄う気もないくせに。
 なにをいまさら。





 闇生