ウォーキング・デッド。

 台風一過。
 風、すごかったー。
 うちにみたいなオンボロアパートなんか、吹っ飛ぶんじゃないかと冷や冷やしてました。


 現場が中止なので昼は床屋に。
 夜はまたまた『ウォーキング・デッド』を観て過ごす。
 いまシーズン3の11話。
 相変わらず弾薬やガソリン備蓄量への危機感は、薄い。


 欲を言えばゴミや『排泄』の処理問題、再利用、節約といったあたりも環境として描いてくれると、より感情を入れやすくなるのだが。
 むろんそれらについてまったく触れていないわけではなく、かろうじて弾薬の件についてはセリフで言わせてはいる。
 どうやらまだ切実な段階ではないのだろうね。
 バンバン撃ちまくるし、ぶいぶい乗り回しているもの。


 それにしても生活用水はどうしているのだろう。
 乳幼児がいて、粉ミルクがある。
 そしてそれでつくったミルクもある。
 じゃあそれに使った水は?
 このあたりもちゃんと描けば、水のために殺しあう、という状況も起こり得るよね。
 それを防ぐためにしぶとく交渉したり、ルールを決めたり、決裂して戦ったりという政治力が求められるわけで。


 「提督」でしたっけ。
 彼が牛耳る防壁の中の街。
 それと、主人公たちが棲む刑務所とのあいだに抗争勃発といったあたりを観ているところ。


 提督は街の生活水準を維持するために壁のそとで略奪をくりかえし、その戦利品によって街の平和を維持している。
 けれどそれら物資が、略奪や強奪によってもたらされたものであるとは、いわば『国民』である街の住人には明かさない。
 捕らえられた仲間奪還のために街をおそった主人公たちを『侵略者』と喧伝し、国民の復讐心をあおる提督。
 戦闘のなかで負傷して片目となり、いよいよもって古典的な悪役ぶりでございます。
 このあたり、現実の国家間におこる開戦のながれを想起させられますな。
 9.11以降の流れとか。
 あの戦争や、この戦争を。
 先に手を出させておいて、国民の復讐心や被害者感情をあおる手口。



 
 それにしても壁の中の街にしろ、刑務所にしろ『堀』をつくる発想はないのね。
 それを作る労働力が足りないのだろうな。
 刑務所なんか、面積がひろいので敷地をまるごと堀で囲うというのは無理だろうけれど。
 正面ゲートの二重フェンスの内側に掘っておけば、仲間の出入りにまぎれてウォーカーが侵入するのを防げるし。
 人の襲撃にもそなえられるし。
 それで仲間や車両が出入りする際には、簡易的な橋を渡せばいい。
 素人発想だろうけれど。


 
 
 意外なやつが聖書に精通していたりして、そこはちょっとおもしろかった。
 ウォーカー化は、すべての人が『感染』していて、死ぬとそれを発症するということになっている。今のところ。
 これから更なる解明があるのだろうけれど。 
 死ぬ前に発症した人、いませんでしたっけ?
 孤立して丘の上で穴ばっか掘ってたのがいましたな。
 あのおっさんは、どうだったっけ……。
 直接噛まれたり引っかかれたりした場合が、生きながらにウォーカー化するということか。
 
 




 ☾☀闇生★☽