花咲~初狩。
中初狩本陣跡。
ここにももちろん『明治天皇御小休所跡』の碑がある。
つい先ほど通った下初狩宿と合宿だったとのこと。
この先が唐沢橋となるが、その手前でちょっと休憩。
まだ午前中だというのに、さすがに気温が上がっている。
日影はどこだ! 日影は!
あっっ。めっけ!
コンクリートの段に腰かけて足を休ませる。
用意してきたペットボトルを取り出す。
中の氷がほどよく溶けているのを、ありがたくいただく。
これがあたしのバッグ。
すでに背中を中心に体に触れていた部分はすべて汗でぐっっしょり。
はて、どこで買ったのか、ファスナーがいかれかけているのでほったらかしにしてたのを、今回の道中を思い付きで始めるにあたって、引っ張り出した次第。
で、この上にのっているのが、アマゾンで買ったひらひら付きのキャップ。
うなじを日差しからカバーするひらひらはホックで着脱できて、
さらにそれとは別個のひらひらが、ほっかむりのように顔の両サイドと口元をカバーできるバージョンとして付属している。
さすがにそれで国道を歩けば不審者と思われかねないので、いまのところほっかむりは外しているが。
このキャップ自体は重宝しているねえ。
国領あたりの頃ははまだ、野球帽にタオルハンカチを挟み込んでうなじを守っていた。
このひらひらがあるのとないのでは相当違うよ。バカにならない。
街ですれ違う幼稚園児の集団お散歩も、こんなのかぶっているよね。
ただし日常で使うのとはちがって、山歩きや歩道の無い国道をゆくことの多い今回のような場合は、もっと派手目の色にしたほうがいいかもしれない。
蛍光オレンジとか。
山ので道に迷わっても目立つだろうし、
見通しの悪いカーブの先を歩いていても、後ろから接近してくる車からの視認性が断然ちがうと思う。
傍らのメモ帳は、前日に下調べしたルートを手書きで写したもの。
分岐の目印などをガイドブックやサイトでチェックして書き留めてある。
で、写真を撮ったところにボールペンでマークしたりしている。
ノートはセブンイレブンで買った。
常時、これを持ち歩いているので、表紙の厚紙が汗でもうよれよれだ。
次に買い替えるときは、表紙がビニールコーティングされているようなノートにしよう。
つづく。
☾☀闇生★☽