子の入から坂を下っていくと分岐となるはずだ。
道標をみつけた。
ちょっとこの写真ではわかりにくいけれど、このフレームの左側が前項のアスファルトの道。
なので、この道標は『道なりに進め』という意味にもとれる。
まさかこの荒れた畑道じゃねえだろうと思ったのだが、どうやらそうらしい。
草を分けて進む。
まもなくべつの荒れた畑道に突き当たる。
その角に朽ちた木の杭が。
歩いてきた畑道を振り返って写真を撮った。
石が敷かれてある。
ならば古道、なのかな。
この突き当たり右をのぞむと下り坂で藪がさらに深くなる。
草にうもれるように乗用車が一台捨てられてあった。
左へ。
舗装路に出て左へ。
観福寺を左にみあげながら進むとまたY字の分岐。
これを右へ。坂をくだる。
道標の後ろにみえるゴミ収集用ゲージの裏へ。
森の中へとのびる階段をおりていくと、水の流れる音と子供のはしゃぐ声が。
道はすずしげな川にかかる橋となったが、水辺に声の主はいない。
この橋をすぎると道は上り坂に。
舗装路に出たところで振り返ってパチリ。
この椚戸という地名。道標がふたつあるあたり、何か意味があるのだろう。
けど、あたしには分かりません。
舗装路を左へ。
民家の一角に蚊取弁天さま。
ありがたや。
つづく。
☾☀闇生★☽