よその支社の管轄である某現場に応援でかけつける。
知らない顔ばかりだったが、アタマをはっている方がベテランらしく、
初顔合わせの現場の常として恒例のマウンティングがおっぱじまった次第。
自分がいかに会社事情にくわしいか、
経験値が高いか、
能力があるか、
顔がだだっぴろいかのアピールと探り合いだ。
この示威行動が示威のための示威に堕すると、それは爺の自慰行動にほかならなくなる。
んなもん見せつけられたらどうよ。
げんなりだ。
ノーサンクス!
けどまあ、このお方のそれは社交的なふるまいも相まって、嫌味にはなっていなかったね。
会話のキャッチボールは成立していたので、情報交換をしたという印象に辛うじておさまってはいる。
腰低く、対等に扱っていただいたね。
ありがたいね。
なんかハーロックの仲間にこんな感じの人がいたなあ、と。
ワイルドで、大口を開けてよく笑い、よく怒り、仲間をおもって泣きもするやさしいやさしい脇役。
このお方も両親の介護がてらのケービ員である。
☾☀闇生★☽