横断歩道を渡ろうとしている人がいるのに、停止しない車とか。
隘路をゆずらずに、そこのけそこのけで押し通ろうとする車とか。
片側『交互』通行であるにもかかわらず、パッシングやハイビームで自分最優先をアピールする車とか。
誘導を突破するのとか。
救急車に進路をゆずらない車とか。
先をゆずっても無表情で通るドライバーとか。
仕事柄そんな「俺が俺が」ばかりを見ているから、こういうのに余計に感じてしまう。
ロシアの心温まるドラレコ
もちろん、こんな人ばかりじゃないのだろう。
けれどわざわざ車をおりてご老人の横断をエスコートするなんて、見たことないよ。あたしゃ。
それにしても、老人にとって車道の横断というのがどれほどのギャンブルかと。
実際「ええい、ままよ」という感じで、横断をおっぱじめる人を見かける。
車の流れに動体視力が追いついてないのだろうし、
また、見えたところで身体が動かないという恐怖があるのだろう。
だから左右を確認したところで、関係ないのだ。
んで唐突に一か八かで車道に出る。
「止まってえ」
と願いながら。
足を怪我したことがある人は、よくわかるはず。
彼らの恐怖感が。
☾☀闇生☆☽