未明の2時間のサイクリングは眠気との戦いでもあったが、それでも帰宅後は普段通りに飲んだ。
いつのまにか眠りこけていて、8時に一旦目覚め、カップ麺をすすり、また眠る。
12時半ごろから目が覚めて行き、13時過ぎに起床。
きょうこそは原付を買おうと決意した。
地元駅前のガストでまずは腹ごしらえ。
若鶏のなんたらカレー。
銀行で15万をおろし、自転車でいざバイク屋へ。
原付乗りのベテランDさん、Yさん、ふたりが推薦する店ということで、買うならここと決めていた。
アパートからは遠いが、会社へ行く道すがらにあるのも利点である。
Dさんがやたらにすすめるレッツ4という低価格の原付は、この日店頭に無く、取り寄せになるということだった。
(彼らがレッツを進める理由は安さである。ケービという薄給の仕事で、現場から現場への移動手段となると、消耗品という感覚に近いので。)
ちなみに店員さんのおすすめはヤマハのJOG。
価格の割には水冷式であるし、車体もレッツほど安っぽくないということだ。
しかし車体だけで12万前後する。
諸々を込み込みにすれば予算をオーバーしてしまうかもしれない。
迷っていると、丁度店頭にあった中古のトゥディFをすすめられた。
値段もまだ表示されておらず、しかも走行距離が100キロ強ほどしか走ってない。
価格を訊けば7万8千円。
まえのオーナーは、なにゆえそんなに早く手放したのか、と訊けば、この店の常連さんでこまめにこまめに買い替えて行くひとだという。
いや、だから、なんですぐ売ったのだろうかと。
と、しつこくからむのも何なので。
いっても対応してくれているのは営業の店員ではなく、メカニックの人だ。
で、こっちゃ原付もバイクもど素人だ。
ならば、と決めた。
こういう初めての買い物はというのは、うだうだ迷っていたってしょうがないのであーる。
そもそも迷うに値するほど知識が無いのだから、決めてしまうのに限るのだ。
次から、その経験を活かせばいいのである。
登録は店に任せた(8000円)。
自賠責保険をとりあえず2年(9870円)。
盗難保険を3年(4500円)。
その他諸々入れて税込みで総額125,290円。
おそらくは自分で動いて登録その他を済ませれば、更に安く仕上げられるのだろう。
けど、そう思って「じゃあ次の機会に」と後回しにしてしまうのが、あたくしの腰の重さの要因である。
即金で支払う。
さて、これで運動をする習慣がひとつ無くなるのだろう。
しばらくは、会社に黙って遊びだけに使おうか。
納車は月末。
メットは帰りがけにドンキで買った。
こういうのは実際に使って、失敗しつつ覚えて行くのである。
☾☀闇生☆☽