先方の支店に出社。
午前中は伝票をまとめ、
それをファイルし、
テプラでぺたぺたタイトルをつけていった。
午後から現場に出て、オフセット測量を手伝う予定だったが、翌日の施工個所にからむ消防署への事情説明に担当さんが時間をとられるはめに。
巻尺を使った測量なので、ひとりではどうにもならないのであーる。
しかも継続で発行してもらった道路使用許可書が、申請した開始時間を勝手に訂正されていることが判明。
その対処で警察署に再交付を頼みに行かねばならないと。
そうなると、測量は夕刻になってしまう。
施工にかかわるのは地元スーパーの店頭など、ただでさえ人の多い個所ばかりである。
すでに15時。
やるべきことは使用許可と測量。
なので測量をあきらめて、自分は帰された。
勤務後、支社に顔を出さなくてはならない日なので、電車を乗り継ぐ。
今週、ずっと上司にメールで提案しておいた件を確認する必要もあった。
監督補助の現場というのは、その性質上、役所がらみのやりとりが少なくなく。
なにかといえば書類提出なのである。
自分のような派遣の補助要員を使わない場合は、監督自らが使用許可の申請や、たった一通の図面やらの書類をとどけに現場を離れることも珍しくない。
だいいち現場代理人は常駐しているという建前で現場は成立しているのである。
また派遣さんを通信に使うとしても、いちいち交通費が発生するし、それ用に車を現場に置くというのも、ねえ。
合理的じゃあないよね。
そこで、ひとつアイデアを思いついたというわけだ。
もしこんなサービスがあったら、
と二三のお得意さんにも意見を訊いてみたそうな。
好感触らしい。
話はすでに上層部にまで届いているという。
法的な面と、保険などの問題をどうするか、というところまで行っているそうだ。
☾☀闇生☆☽