「のび太が武装しても自分を守れるかな」
http://www.asahi.com/articles/CMTW1407190100001.html
朝日新聞
思うに、
ドラえもんがすでに最新最強の私設軍隊なのではないかと。
ただ「使い方を誤って」痛い目を見るというオチで、まいど教訓めかしているだけで。
集団的自衛権とドラえもんという組み合わせで注目するのなら、むしろそこだろ。シビリアン・コントロール(文民統制)の観点でのことだろう。
そもそも、話し合いという選択肢など、対等でなければ受け入れられないでしょうに。
腕力のあるジャイアンが、ドラえもん抜きの丸腰ののび太に対して一方的な横暴をふるうのは、そんなわけでもあり。
スネ夫に限っては、その経済力ありきでやっとこさ腰ぎんちゃく、三下程度のお付き合いができるというだけのことだ。
とてものこと話し合いという対等関係には遠く遠く及ばない。
しかしまあ、
世界中のどのネゴシエートの現場でも、武力を背景に行使されていると思うのだが、どうでしょう。
「俺は丸腰だ」
的な一対一の説得も、その実、背後には狙撃手その他の武力が虎視眈々と控えているからでしょう?
それでこその対話でしょう。
そもそもなにゆえのび太で譬えるか。
ケンシローでは駄目なのか。
荒野のあらくれものたちによる勝ちぬきディベート大会である。
ヤマト無しの宇宙戦艦ヤマトでは語れんのか。
やられてもやられても頑として「話し合いをしましょう」の宇宙旅行だ。
ああ面白い。面白い。
モビルスーツ無しのガンダムとか。
あるいは現代人にうったえたいなら武装解除したワンピースで想定したらどうだろか、とか。
終わりなき論戦に継ぐ論戦に明け暮れる大冒険だ。
日露戦争も、対等の交渉に持ち込むための、なけなしの戦いだったよね。
あの戦いっぷりなくしては、対等の交渉の席にさえついてもらえなかったはずだ。
世界には、軍隊を持たせてもらえないばっかりに、その抵抗運動のことごとくをテロ扱いされている人たちもいるというのに。
自由のために、喉から手が出るほど軍隊と集団的自衛権とやらを渇望している人たちがいるというのに。
パレスチナ。
チベット。
新疆……。
確かに、戦争の対になる概念は平和ではないらしい。
対話。交渉なのでしょう。
そしてその交渉の最終的な手段として、もしくは条件として、軍事力があるのでしょう。
つまりが交渉決裂しての戦争だ。
交渉は、背景の軍事力ありきなのであーる。
一人前の軍隊をもってやっとことさ世界はその地域を近代国家として認めてくれるわけで。
話し合いに応じてくれるわけで。
んなこたない。と本気で考えるのなら、米軍に撤退してもらい、同盟もご破産にして、自衛隊も解散した状況を想像すればいい。
尖閣。
沖縄。
竹島。
対馬。
北方領土。
北海道。
挙句のTPP。
丸腰の話し合いで、だいじょうぶかな〜?
追記。
[これもっと拡散して欲しいな]
https://twitter.com/kikiwa0325/status/490689580098519040/photo/1
しかしあくまで理想は自衛隊が自衛の主力になることですけどね。
☾☀闇生☆☽