壁の言の葉

unlucky hero your key


 自作小説の手製本づくり。
 まずは試作を重ねているという段階。
 写真は、表紙の台紙として使う板ボールに、風紋に見立てた紐をボンド付けしたところ。








 左が麻ひも。右が紙ひも。
 それを覆うようにホームセンターで買った包装紙をこれまたボンドで張りつけていこうと。
 紐と紐の間にボンドを塗って、前回はそれを綿棒で抑えつけながら貼っていった。
 んが、
 ボンドを吸ってやわらかくなった包装紙が、紐の山脈の尾根と尾根にひっぱられて破れてしまう事態に。
 なのでこの度は、指で紙を尾根へとつまみあげるようにおさえてみた次第。
 






 どうすか。
 砂漠の風紋ぽく見えますか?
 できてしまう紙の皺は、理想の範疇なのであるからして、つっこまんよーに。
 問題は、これからだ。
 本番ではこれを表・裏、および背張りを含めた板ボール三枚ぶんを、一枚の包装紙でやっつけなくてはならないぞと。
 本文をきちんとサンドした状態で、表紙がゆがまずにまっすぐにできるかという。
 ようするに閉じた本が、机の上にまっすぐに立つかと。
 綺麗に行くかしら。
 しかもタイトルを、どうすっぺという問題が残っている。
 この包装紙にあらかじめプリントアウトして、というのがまっとうな考えだろう。
 その字が、風紋の山にゆがめられるのも狙いでありぃ。
 けれど家庭用のプリンターではA4が最大でしょ?。 
 紐の凹凸があるぶん、大きく使わなければならない問題があるなあ。




 まあ、先は長いっす。
 





 ☾☀闇生☆☽