さて、三月からも派遣として働くことにした闇生である。
で、さっそく新しい派遣先に着任して初めて知ったこと。
それはこの一年常駐した現場が、通常料金を値切られた現場だったことであーる。
契約にない作業までがっつりとやっていながら、安いと。
なんだったんだ、この一年はと。
毎日毎日こき使ったので、後半はさすがに先方さんにも情というものが湧いたのだと思う。
少なくともこちらをひとりのニンゲンとして具体的に認識したのだと思う。
まあ、お互いに、といったところだが。
その「契約外」での働きについて「耳が痛い」とこぼすほどで。
しきりにこちらの体調などについて気づかうようにはなってくれました。
はい。
けれど、まあ。なんなんでしょ。
仕事というものは、単に料金表で量れるものではないことくらいわかってはいる。
わかってはいるのだが。うむぅ……。
なんか違うぞと。
喩えは悪いが、
デリヘル呼んでおいて、ルールにない本番までさせて。
なおかつ時間が余ったから炊事洗濯までさせる、という感覚がまかり通る世界なのだなと。
それを痛感した一年でございました。
あたくしだけじゃない。
他業者さんも、本来の専門をはなれた部門までやらされているし。
またそうまでしなくては仕事がもらえないのだろうし。
止水のボーリング屋さんが、ただの掃除で呼ばれているのを見るにつけて、なんだかなあと。
ともかく今度の現場は、契約にないことまでさせて事故った場合のエピソードなどが雑談に出て来てはいるから、そういう常識的な感覚はあるらしい。
そうなると単に「安い」という問題では解決せず、かえって高くつくのであーる。
さて、では今日も皆さま、ご安全に。
いってきます。
☾☀闇生☆☽