毎度思うのだが、その『ゲーム性』がいまいち弱々しくて面白さがわからんのだなあ。
たとえば世代的にいえば『王様ゲーム』もそうだったが。
だから何、的な。
ゲーム内に生ずる権力の根拠が希薄だと、ゲーム内の罰ってつまらんでしょ?
つまらんよねえ。
だってルールだから、と言われても純粋なるゲームの外側から、なあなあの同調圧力やらヒエラルキーを引きずって鼻の下を伸ばしきった馬鹿っ面のニキビ臭いてめえの匙加減で作られた、まことにもってあたまのよろしくないスカスカの設定根拠を持ち出されても、もえんのだわ。
だから何、的な。
つまらんでしょ、そんなので人をいいなりにしても。
されても。
ゲームはゲーム内で、乞食が王様に勝つ可能性があるのが、醍醐味でしょうが。
けどね、
それだからこそ、若さというのは恐ろしいのだけれどね。
無自覚に残酷なんだけれどね。
虫眼鏡で蟻ンコを焼くような、
その感覚の延長で、平気で人を傷つける。
その意味で、
誰の中にだって、人を虫けらと見なす絶対君主が棲んでいる。
☾☀闇生☆☽