いわゆる『わけあり』商材をメインに扱う個人スーパーの店頭にて。
五歳くらいの男の子がベビーカーの番をしてた。
むくむくのブランケットに深々とくるまって、まるでたらこキューピーのように眠りこける赤ちゃんに、その小さなお兄ちゃんがそっとちょっかいをだしている。
ママはきっと狭い狭い通路の奥だろう。
ベビーカーの行きつけぬ売り場のどこかで買い物に御執心なのだろう。
ぷにぷにのほっぺをおそるおそるつついてみたり。
チュウしかけて寸止めで吹き出してしまったり。
チュウしたり。
何かをこしょこしょと話しかけては、うれしそうに。
道行く人は、それを微笑ましく見守っている。
けれど、
どうだろう。と、はたと思った。
なにゆえ兄弟だと決め付けたのか。
まったくの他人だったりはしないのか。
と、
つかのま妄想しておいた。
原マスミが歌ってナレーションもするヴァージョンがあんのね。
公式サイトでフルで聴こう。
http://www.tarako-dance.com/
今週分の野菜を買いだめしておく。
明日はまた駐車場。
☾☀闇生☆☽