2012-08-27 ■ 目は心の窓、などといふ。 ならばぶしつけに外から覗くなという話なのだ。 覗く目は、相手からも覗かれている。 そこに丸出しとなるのは、見たくもないもろもろの事情や、出しっぱなし、やりっぱなし、ほったらかしのとっ散らかり具合まで。 ――と、 逸らしても、 逸らしても、 追い込むようにこちらの目を覗き込んできては、鼻息も荒々しく己の性癖を告白しつづけた客を前に、思う。 あたしの夏、終わる。 いや、終われ。 ただちに終われ。 ☾☀闇生☆☽